秋分となり雷声を収む候となりました。
一昨日の深夜は雷雨がひどく寝付かれませんでした。
彼岸花も咲きだしてお彼岸に入りましたが今年は雨に降り込められてお墓参りもこれからです。
この連鶴の名は蕣(あさがお)です。
中心の鶴の両翼、尾 に一羽つづ嘴に2羽で6羽の鶴が繋がっています。
狂歌は
朝顔や釣瓶とられてもらひ水ついでに千代と目で知らす暮
あさがおには蕣の字が当てられています。
蕣には「わずか」の意味があります。
蕣花(しゅんか)は槿のことですが、槿の字は昔は朝顔を指したようです。
槿花一朝(いっちょう)の夢 のように、 一日花と言われる朝顔や槿には蕣の字がぴったりなのですね。
これからはひと雨ごとに寒くなってゆくようです。
きれいな連鶴ですね。
前の記事の巣籠もほんとうにきれいで・・・鶴の背に鶴を折るのは難しかったし、数が多くなるのも私にはなかなかたいへんでした。
完成品を楽しませていただいておりますが、折ってらっしゃるところも拝見できたらと思うことがあります。
風花さんはだいぶ連鶴を折ったようですね。
連鶴はどれも満足いかない折ですがまたカットからやり直す気力もなく恥ずかしいと思いつつ載せております。見た目は普通に見えても中は紙が何重にもなって思うように折れないものです。風花さんにはこんな言い訳も通じるようで少々繰り言を書きました~ またお目にかかれた折にでもご一緒に折りましょうか?
それでも全部に挑戦することはできませんでしたけれど。
うまく折れたときの嬉しさは一入ですが、失敗したり不満足な出来だと気持ちが萎えてしまって、すぐにやり直す気にはなれなかったものでした。
一緒に連鶴を折る…もしそんな機会がありましたら、とても嬉しいです。
連鶴を折ろうとする方はそう多くないと思います。
連鶴も思うように折れたり上手く写真に撮れたりすればよいのですがパズルを解く方が先行して折れた時は「もういい」感じになってしまいます。
また上京の折りはご連絡下さいませ。