桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

農薬と化成肥料を使わずにもがいてみる

2013-06-11 20:17:21 | 庭・植物の事
5月に買って植えたバラが,無農薬でやっているせいもあって病気まみれになりました。

一方,うちの空き地に元々生えているヤマハマナスは,同じバラの仲間なのにこんなにみずみずしくて元気です。

自分のバラもなんとか耐病性をつけて元気になってほしい…
ということで,この野生のバラの力を借りて液肥を作ることにしました。

微生物活用循環農法というやつです。
植物の生長を促す光合成菌を培養して直接散布し,植物の活力をつける方法です。

植物の新梢と,家にあるモノで簡単に作れます。

バラの新梢:黒砂糖(普通のでも可):米のとぎ汁を1:1:8で混ぜます。
リンク先の説明ではミネラルウォーターを使うことを勧めていますが,
普通の水道水でも出来ます。

清潔な瓶に入れて一週間,発酵させて菌を増殖させます。

たまにフタを開けてガス抜きします。イチゴの果汁のような甘酸っぱい匂いがします。

出来た培養液がこれ。

これを水で50~100倍に薄めて元気の無いバラの葉面に散布します。
効果が出るかはこれからの楽しみ。

もう一つ,身近にあって使えるモノ。薪ストーブの灰です。

これは植物の葉や茎を丈夫にするカリが豊富に含まれています。
害虫の嫌いな成分で,アブラムシの防除になります。

肥料食いのバラはカリが多い方が株がしっかりします。
これを株元に肥料の一つとして撒きます。

こうしてあの手この手を使ってなんとかバラを育てています。
バラの魅力は「手間がかかる事」だと思います。手間をかけた分、立派な花が咲きます。
うちのバラも立派に育ってくれますように…
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