ミシマコクワ♀
連続してコクワの話題です。
ミシマコクワについては2021年11月・2022年2月にメスの新成虫が羽化をしておりました。
その後、菌糸ビンの中身をマットに交換したものと中身を交換していないものがありましたが…。
菌糸ビンの劣化がヤベえんです!!
というわけで、急遽掘り出しを敢行。
その前に…
GW前に組んでいたハチジョウコクワの産卵セット
AラインとBラインの2つを組んでいましたが、今回Aラインにて幼虫が確認できました。
全く幼虫の姿が見えず不安でしたがなんとか産んでた模様!
Bラインは…危なそうだな。
今回掘り出すミシマコクワのボトルは、菌糸ビンが超劣化した4本。
そして、マットに交換したものの生存が絶望的な2本の計6本。
特にマット交換組の1本は蛹化を確認していましたがその後どうなったか確認できす、不安が募るばかり…(オスであることは蛹の時点で確認済み)
まずは劣化した菌糸をどうにかせねば。
トビムシが大量に発生しており、ニオイもやべえ…
4本掘りだしたものの、2頭はいまだに幼虫(セミ化してる?)。
中身をマットに詰め替えておきました^^;
もう2頭はこの結果に。
ミシマコクワ♀
うわあ!羽化不全だ!!
後翅がしっかりしまわれておらず、羽パカになっておりました。
まだ体が固まっていないので安静にしてもらいます。
体長は31mmでした。
もう1つは…
ミシマコクワ♂
お、オスだ!!!
ミシマコクワでは初のオス。体長は30mm台でしょうか。
まだ体の赤味が強く、柔らかいので計測は後回し。安静にして体を固めてもらいましょ。
幼虫時の性別鑑定でメスだと思ってましたが、間違ってた^^;
続いて、マットに交換して生存絶望的な2本。
まずは1本目。
こちらは蛹化に失敗しており、幼虫の姿で☆になっておりました…。
おそらくメスだと思われ。
続いて2本目。
こちらは蛹化しており、オスということも確認済みですが…。
だめだろうと思い掘り進め、蛹室を開けたところ…
ミシマコクワ♂
い、いたぁあああああああ!!!
胸部にディンプルがありましたが、しっかり羽化してくれておりました!
体長は(素人手抜き計測で)…
42mm!!
前回のトカラコクワ同様元気に動き回っておりました!
ミシマコクワ♂
次世代の種親決定でございます。
体色は両親同様に黒に近い色合いとなりました。
まだ羽化して2週間弱しか経っていないので、安静にしてもらいます。
後食始めたらしっかり栄養とってもらいましょ。
報告は以上です。
ミシマコクワのオスがしっかり羽化してきてくれて何より。
菌糸の中にいるオスさんの体長ものちのち計測しなきゃ。