IN 京都。
JRの京都駅で Sきぐちと待ち合わせ。
今 尼崎でもう淀川渡るでって メールしたやん。
待ってる間に もうアイス食べたんかい、Sきぐち。
今から お昼食べるのに(笑)
え、なに そこでコーヒー飲んでんの、
ああ、コーヒー豆買ったら 試飲さしてくれたん、よかったやん。
地下鉄に乗って 烏丸御池のファッションビルで お昼。
おいしいねん、ここ。
いつもは 豚角煮ランチなんやけど、
今日はエビチリライスに 温泉玉子乗っけたやつ。
あ、あとでアイステイーお願いします。
今日のケーキは シフォンケーキですか?
あ、それもつけて お願いします。
「食いすぎやん!」
そやろ?
でもねー めっちゃ美味しい、これ、
白いごはんにカレーみたいに チリソースかかってて
上の温泉玉子が これまた うっまー!
「メントレの太一くん状態や。
うっまーしか言うてないのに めちゃめちゃうまそうやもんな」
能書きはよろしねん。
シフォンケーキが ふっわふわで いっやー 幸せ。
「食べすぎやがな。」
大丈夫、明日から粗食や。
あんた さっきアイス食ったやん、あげへんよ、これ。
いっぱい食べて いっぱいしゃべって 幸せ幸せ。
でも今回は うちらには珍しく スケジュールがあるねん。
いつもはここで半日いるけど 今日は いろいろ行くから
ちょっと 早めに いつもの本屋行こう。
本屋で この間買った猫の漫画が いかに面白いかを熱く語るわし。
モーニングって雑誌に載ってるんやってさ。
「今度 貸して。」
いやー 気に入ってるから 貸したら寂しいからなあ。
「なんやそれ!」
くやしいSきぐちは「猫村さん」の漫画が おすすめで
買いたいねんと言うんやけど
残念、見本の一冊しか そこにない。
「人気あるんやな。ますます期待大やな。」
あとで違う本屋のぞこう、
あ、またスケジュール増えたな。
今日の目的その一。
六角堂でおみくじをひく。
Sきぐちが探し出してきた情報によると
「おみくじに 鳩の人形がついてて それはもうかわいいらしい。」
よし行くで。
でも方向がわからん。どう見るの、この地図。
すると見かねた ファッションビルの警備のおじさんが
「ここをまっすぐ行き。まっすぐ行ったら 京都で一番の花屋さんあるから。
狭いけど 花は花一って書いてあるから。
そこ曲がり。」
ありがとー!
ちなみにおじさんの 腰のベルトには
「ガンバの冒険」って わしが昔大好きやったアニメに出てきた
「ガクシャ」の人形がついていた。
声はなあ、古代君の声のひとやで。
「また あんた、オタクな情報やな。」
おだまり。(笑)
でもなぜ今ガクシャ?まあいいや。
京都のお寺って 都会の中に
どーんと時代劇のセットみたいのが
「ずうっとここにおるんやけど なにか?」
それはもう普通に存在してるところが多いけど
六角堂のあたりも ごたぶんにもれず都会。
近所には 明治の頃の洋風建築も残ってたりで
おもしろいよ。
鳩のおみくじは ほんまかわいかった。
Sきぐちの待ち人は まだ来ないらしい。
わしの待ち人は
うーん、どんな人なんかな。
どこの誰だかは知らんけど 来るんかな?
来たらいいなあ、ほんま・・・
売店のおじさんが
「六角堂のスタンプもあるから よかったら押していき。」と言うので
押してきたよ。
ありがとございます。
今日の目標その二。
Sきぐちが明日 就職試験に持ってく鞄を買う。
「五条からちょっと行った町家に 工房みたいのがあんねん。」
行く行く行く。
烏丸を抜けて 四条へでて 南座の角を曲がって川沿いにまっすぐ。
五条通りのういろう屋を目印に
角を曲がったら 古い銭湯があるねん。
そのまんま 白黒映画に出てきそうな昭和の町並み。
「ほら ここやねん。」
Sきぐちが指差したさきには「CLOSED」の文字が。
はい?
「うわー、うち そんな気したー。」
ま、町並み面白かったから うちはいいけど
鞄困ったな。明日やろ?
「うん。」
と、そこへ 工房のご近所のひとが
「どうしたん?お客さんですか?ちょっと電話してみましょか?」
でも つながらず。
「すいません、かからないわ。さっきまでいはったんやけど。」
いや、いいですいいです。
そこへまた別のご近所さんが
「どうしたん?別んとこかも知れないから聞いてみよか。」
そしたら、自転車乗って 走って来られました、工房のひとが!
ひゃー!すんませんでした、みなさん!
これで 気に入ったの買えるで、よかったなあ、Sきぐち。
でもよくよく聞くと 工房の鞄はオーダーメイドで
注文してから2~3ヶ月かかるそう。
ええ?Sきぐち、知らんと ここ来たん?
明日やん、面接。
「え?明日いるんですか?」目を丸くする工房のひと。
すいませんすいません!
せっかく用事の途中でとんできてもらったのに。
「どうしよう・・・ほんとにサンプルしか残ってないし・・・」
いや!そんな!うちらが悪いんです!
「・・・これしかなくてほんとに 申し訳ありません・・・」
いやいやいやいや!そんな悲しそうな顔せんとってください、ほんま。
「あのう、もし これでよかったら・・・これしかほんとにないんで
申し訳ないですけど・・・」
は?
「もう、サンプルなんで 申し訳ないんですけど。
よかったら これお売りします。」
え?でも サンプルなかったら お商売困るでしょ?
「まあ、サンプルは また作ればいいし、
ちょっと時間かかっても、なんとかなりますから。」
いいんですか?
「明日 試験でしょう?新品じゃないかわりに 受かるように
わたしの念も入れときますから。」
ありがとございます!
うわー よかったなあ。Sきぐち。
奇跡の鞄を抱えて 何回もお礼を言って
町家を出たわしらは
さっきのういろう屋で ういろうを買いました。
本日の目的その三
Sきぐちの知り合いの新進絵本作家の方の個展を見に行く。
おもしろかったっすわ、これ。
わしは かたつむりやもぐらと体操するヘビくんの話が
ことのほか気に入りました。
でもこれ 手作りで市販されてないのね・・・残念。
そのまんま東本願寺の前を通ったら
もう京都タワーが見える。
近鉄のなかの MUJIカフェで食べた晩御飯は
オリジナルプレート。
パンもサラダもメインのチキンも うっま~!
「また太一くんや。」
だってうまいんやもん。
きみはチキンのフォー選んだんやから いいやんか Sきぐち。
どーだ うらやましいか(笑)
くやしかったら きみは 太一くんが食べるのを
隣でうらやましそうに見てる茂くんをやりたまえ、Sきぐち。 ふっはっは(笑)
うっとりしながら食べ終えたら
その上にある本屋で
Sきぐちの探してた「猫村さん」の漫画を買いました。
1時過ぎに待ち合わせてからここまで
Sきぐちのつけてる万歩計によれば
1万7千歩。
よく歩いたな、今日も。
11月に続編を約束して
大阪でSきぐちと別れたあと 梅田のキディランドに寄ったので
わしが帰ったのは 10時過ぎ。
うーん 風呂が気持ちよかった~。
明日は仕事なので もう寝ます。
おやすみなさい。
JRの京都駅で Sきぐちと待ち合わせ。
今 尼崎でもう淀川渡るでって メールしたやん。
待ってる間に もうアイス食べたんかい、Sきぐち。
今から お昼食べるのに(笑)
え、なに そこでコーヒー飲んでんの、
ああ、コーヒー豆買ったら 試飲さしてくれたん、よかったやん。
地下鉄に乗って 烏丸御池のファッションビルで お昼。
おいしいねん、ここ。
いつもは 豚角煮ランチなんやけど、
今日はエビチリライスに 温泉玉子乗っけたやつ。
あ、あとでアイステイーお願いします。
今日のケーキは シフォンケーキですか?
あ、それもつけて お願いします。
「食いすぎやん!」
そやろ?
でもねー めっちゃ美味しい、これ、
白いごはんにカレーみたいに チリソースかかってて
上の温泉玉子が これまた うっまー!
「メントレの太一くん状態や。
うっまーしか言うてないのに めちゃめちゃうまそうやもんな」
能書きはよろしねん。
シフォンケーキが ふっわふわで いっやー 幸せ。
「食べすぎやがな。」
大丈夫、明日から粗食や。
あんた さっきアイス食ったやん、あげへんよ、これ。
いっぱい食べて いっぱいしゃべって 幸せ幸せ。
でも今回は うちらには珍しく スケジュールがあるねん。
いつもはここで半日いるけど 今日は いろいろ行くから
ちょっと 早めに いつもの本屋行こう。
本屋で この間買った猫の漫画が いかに面白いかを熱く語るわし。
モーニングって雑誌に載ってるんやってさ。
「今度 貸して。」
いやー 気に入ってるから 貸したら寂しいからなあ。
「なんやそれ!」
くやしいSきぐちは「猫村さん」の漫画が おすすめで
買いたいねんと言うんやけど
残念、見本の一冊しか そこにない。
「人気あるんやな。ますます期待大やな。」
あとで違う本屋のぞこう、
あ、またスケジュール増えたな。
今日の目的その一。
六角堂でおみくじをひく。
Sきぐちが探し出してきた情報によると
「おみくじに 鳩の人形がついてて それはもうかわいいらしい。」
よし行くで。
でも方向がわからん。どう見るの、この地図。
すると見かねた ファッションビルの警備のおじさんが
「ここをまっすぐ行き。まっすぐ行ったら 京都で一番の花屋さんあるから。
狭いけど 花は花一って書いてあるから。
そこ曲がり。」
ありがとー!
ちなみにおじさんの 腰のベルトには
「ガンバの冒険」って わしが昔大好きやったアニメに出てきた
「ガクシャ」の人形がついていた。
声はなあ、古代君の声のひとやで。
「また あんた、オタクな情報やな。」
おだまり。(笑)
でもなぜ今ガクシャ?まあいいや。
京都のお寺って 都会の中に
どーんと時代劇のセットみたいのが
「ずうっとここにおるんやけど なにか?」
それはもう普通に存在してるところが多いけど
六角堂のあたりも ごたぶんにもれず都会。
近所には 明治の頃の洋風建築も残ってたりで
おもしろいよ。
鳩のおみくじは ほんまかわいかった。
Sきぐちの待ち人は まだ来ないらしい。
わしの待ち人は
うーん、どんな人なんかな。
どこの誰だかは知らんけど 来るんかな?
来たらいいなあ、ほんま・・・
売店のおじさんが
「六角堂のスタンプもあるから よかったら押していき。」と言うので
押してきたよ。
ありがとございます。
今日の目標その二。
Sきぐちが明日 就職試験に持ってく鞄を買う。
「五条からちょっと行った町家に 工房みたいのがあんねん。」
行く行く行く。
烏丸を抜けて 四条へでて 南座の角を曲がって川沿いにまっすぐ。
五条通りのういろう屋を目印に
角を曲がったら 古い銭湯があるねん。
そのまんま 白黒映画に出てきそうな昭和の町並み。
「ほら ここやねん。」
Sきぐちが指差したさきには「CLOSED」の文字が。
はい?
「うわー、うち そんな気したー。」
ま、町並み面白かったから うちはいいけど
鞄困ったな。明日やろ?
「うん。」
と、そこへ 工房のご近所のひとが
「どうしたん?お客さんですか?ちょっと電話してみましょか?」
でも つながらず。
「すいません、かからないわ。さっきまでいはったんやけど。」
いや、いいですいいです。
そこへまた別のご近所さんが
「どうしたん?別んとこかも知れないから聞いてみよか。」
そしたら、自転車乗って 走って来られました、工房のひとが!
ひゃー!すんませんでした、みなさん!
これで 気に入ったの買えるで、よかったなあ、Sきぐち。
でもよくよく聞くと 工房の鞄はオーダーメイドで
注文してから2~3ヶ月かかるそう。
ええ?Sきぐち、知らんと ここ来たん?
明日やん、面接。
「え?明日いるんですか?」目を丸くする工房のひと。
すいませんすいません!
せっかく用事の途中でとんできてもらったのに。
「どうしよう・・・ほんとにサンプルしか残ってないし・・・」
いや!そんな!うちらが悪いんです!
「・・・これしかなくてほんとに 申し訳ありません・・・」
いやいやいやいや!そんな悲しそうな顔せんとってください、ほんま。
「あのう、もし これでよかったら・・・これしかほんとにないんで
申し訳ないですけど・・・」
は?
「もう、サンプルなんで 申し訳ないんですけど。
よかったら これお売りします。」
え?でも サンプルなかったら お商売困るでしょ?
「まあ、サンプルは また作ればいいし、
ちょっと時間かかっても、なんとかなりますから。」
いいんですか?
「明日 試験でしょう?新品じゃないかわりに 受かるように
わたしの念も入れときますから。」
ありがとございます!
うわー よかったなあ。Sきぐち。
奇跡の鞄を抱えて 何回もお礼を言って
町家を出たわしらは
さっきのういろう屋で ういろうを買いました。
本日の目的その三
Sきぐちの知り合いの新進絵本作家の方の個展を見に行く。
おもしろかったっすわ、これ。
わしは かたつむりやもぐらと体操するヘビくんの話が
ことのほか気に入りました。
でもこれ 手作りで市販されてないのね・・・残念。
そのまんま東本願寺の前を通ったら
もう京都タワーが見える。
近鉄のなかの MUJIカフェで食べた晩御飯は
オリジナルプレート。
パンもサラダもメインのチキンも うっま~!
「また太一くんや。」
だってうまいんやもん。
きみはチキンのフォー選んだんやから いいやんか Sきぐち。
どーだ うらやましいか(笑)
くやしかったら きみは 太一くんが食べるのを
隣でうらやましそうに見てる茂くんをやりたまえ、Sきぐち。 ふっはっは(笑)
うっとりしながら食べ終えたら
その上にある本屋で
Sきぐちの探してた「猫村さん」の漫画を買いました。
1時過ぎに待ち合わせてからここまで
Sきぐちのつけてる万歩計によれば
1万7千歩。
よく歩いたな、今日も。
11月に続編を約束して
大阪でSきぐちと別れたあと 梅田のキディランドに寄ったので
わしが帰ったのは 10時過ぎ。
うーん 風呂が気持ちよかった~。
明日は仕事なので もう寝ます。
おやすみなさい。