人によって好き嫌いはあるだろうけど わしはアドリブOK派。
決して いらんことやれとか 台本にないことしゃべれって 言ってるんじゃないよ。
遊びすぎたら「長えよ。」「元がなんだかわかんねえよ。」文句言うし。
たしかに アドリブけしからん 脚本にケチつけるのか、演出に不満があるのか
そんなことやるなら最初からきちっと作ってくれって ご意見はありますわなー。
でも お遊び含めて お客さんの前で作品が 進化してくのを見るのが
わし意外と好きやったりするんよね。
稽古で 一度完全な基礎をきっちり作るわけでしょ?
(基礎をきっちり作るっていうのが すっごいすっごいすっごい大事やと思うけど)
セリフの言い方ひとつ 表情ひとつで 意味まで変わったりするから
正解探しだしたらきりがないし
演技ひとつで 次の物語が膨らんでいくことがあるし ひとつ作品を創るって大変やもんな。
普通は 幕があいたら 初日から千秋楽 大きく変わることって そんなにないもんね。
ただ そのうえで 客席とステージの上、両方の 勢いと気持ちと熱気で
どんどん良い方向へ変化するのは いいと思うし 試行錯誤もありやと思うな。
(特にコメディに関しては その場の空気によって変わる部分が大きいしね。)
千秋楽の幕が下りるまで 変化してくのを 見るのは面白いし
わしは欲張りやから できれば最後の幕が下りるまで いいもの追求してって
それを見せてほしい。
せっかく 役者さんが作り上げたのを 「そうじゃねーんじゃねえのかあ?」 とか
平気で言って ほんまごめんなさい。
(そんなこと言ってるから 顧問にS呼ばわりされるんやろな・・・)
いい舞台を見れたら 「そう来たか・・・」 その場に立ち会えてラッキー 嬉しくなる。
あげく 初日と全然違くね? なんて
自分の知らないとこで 大きく変わったのを聞いたら やっぱりショックかなあ。
うわ、悔しいわ!どんなん?見に行きたいなあって
今 気付いたんやけどさ、これってまんま トニコンのノリだ。
ほんま わし お金 貯まるわけないよね。(笑)