ルクスタオベーションとかいう本を見ましてですね、
坂本さん曰く「そろそろ脇をやることも考えようかと」
ほほう。
次のミュージカルも、メインの色男ですやん、
楽しそうな舞台っぽいのに 敢えてまたシブイ発言なのね。
毎年きっちり座長やってはる中には 責任やら いろんなプレッシャーやらもあるんかなあ
似たような役ばっかりになると、つまんないだろうしねえ
勝手に思っちまいました。 ご本人は そんなつもりで言ったんやないやろうけど(笑)
主役だ脇だって ポスターに並ぶ名前の順番は 当然違うし
見に行く方は、好きな役者さんには出来るだけたくさん出てきて欲しいって言うのも
そりゃあありますけども。
でも
新感線の役者さんなんかは、脇で好き放題やってる方がいいって言ってるし
IZOのDVDで、「森田くんや、恵梨香ちゃんの大きな歯車を回すには、
僕らみたいな小さい歯車が必要なんです。」
と語る源兵衛さんはめっちゃかっちょよかった。
いろんな人の舞台見たけど
主役のはずなのに なぜか影薄いひともいれば
脇なんだろうけど 後からそこばっかり思い出す人もいるし
お目当ての俳優さん沢山見れたのに どうも性にあわない作品だって確かにあったな。
要は 印象残るいいお芝居が見たい。舞台の上で光ってる人にはいくつになっても憧れる。
そういえば ほぼおんなじ台詞のはずなのに キャストの持ち味で
まるっきり印象が別物やったフットルースの初演と再演。
どっちがどうこうじゃなく ほんま面白いよねえ。
つくづく舞台ってみんなで作るもんだって事やんね。
源兵衛さんのお言葉じゃないけど 脇だの主だのじゃなく
舞台を作る上で、それぞれ一人ずつ役割があるなら
舞台の上で光るっていうのは、どういう事なんやろう
いいお芝居ってなんやろう。
ね。
そう考えると、坂本さんのお仕事って ますます奥深い、
悩むこともあるかもやけど、すんごいやりがいありそうですやん。 いいなあ。
どうせなら、わしもやりがいのある仕事を一生してたいな。
今現在何がやりたいかさっぱりわかってないっちゅうのがイタイですけども。
次の舞台も その次の舞台もそのまた次の舞台も楽しみにしとります。