ぷ~やんずこらむ

V6大好きぷ~やんの気分は日々初陣日記

フランケンシュタイン

2013-12-11 11:27:52 | 鑑賞日記
フランケンシュタイン


見てきました。



何もしてないのに、石投げられ 棍棒でぶたれ
覚えた言葉が「失せろ、あっち行け」
もうこの辺りでおばちゃん泣いてました。
だめね、年いくと涙腺弱くって。



ぱ~らだいす、ぱ~らだいすの辺りは めっちゃ可愛いのに
襲われた街の女も助けて
薪も割って、うさぎのはらわたもとって
誰かのために尽くす気持ちもあったのに。



たしかにそれを最初に裏切ったのは 相手なんだけど



「こんな気分のときは」
気分で火を放ってしまう
傷つきすぎた心には もう自制も容赦もないなんて
盲目の先生は謝ってくれたのにさ。



優しいエリザベスにまで なんで裏切るかな
自分の花嫁をビクターが殺したから
おんなじおんなじ? それはそうなんだけど



森で鳥を見て喜んでいた自分が懐かしい
戻れるなら戻りたい
自分のしている事も充分わかっているわけでしょう?
なのに、とまらないのは
求める気持ちが強過ぎるから?
孤独がつらすぎるから?
それでも、やっぱり社会的には独善よな。




僕は神だ。僕なら生き返らせる事が出来るんです。
これならどんな病気も治せる
医学の発展
大義名分はあっても
都合悪くなったら簡単に命を奪ってかまわない
そう考える ビクターの独善



ビクターがクリーチャー見て苦悩したように

ビクターの父さんもそんなビクター見て
悲しんだことだろうよ。
なんでこんな事に。



ビクターとクリーチャーは 父と子だと言ってたけど
父子っていうより
うーん。



容姿も財力も知力にも 社会的なものには全て恵まれていて
手を伸ばせばいつでも愛があったのに
その価値に気付こうともしなかったビクターと



自分でもヘドの出る生まれでも
ビクターの知らなかった
人を求める気持ちと、人の為に何か してあげるという
気持ちを持つクリーチャーと。



言葉は荒いのに ビクターに
ちゃんと銀のカップを二つ用意して
肉をちょこちょこっとサービスするクリーチャーを見ながら



この人たち お互いがお互いの足りない欠片で
結局二人で一人なんじゃないの?




そして、ビクターの独善も クリーチャーの凶暴も
わしも含めて 誰もがどっかに持ってるような気がするな。
あそこまで極端じゃないけど。




ビクターが力づくでさらわれたのか
自分でクリーチャーについていったかは わからないし
社会の中に居場所がないまま
雪の中に消えていった2人に未来はないだろうけど



クリーチャーはビクターのそばにいるのが
ほんとに嬉しかっただろうし
ビクターは自分で納得して
クリーチャーのそばにいたんじゃないかなあ




そう思うとハッピーエンドなんかな
なんて考えてたら
みんなスタンディングオベーションしてるのに
気付いたら一人ぼーっと座ってました。
めっちゃ面白かった! すげかった!
伝えたかったのに
ごめん。



この舞台に関わられた方々
この2時間ちょっとの時間をほんとにありがとうございました。
見れてよかった。





見終わった後、隊長と話したのは、
「やっぱり、約束は守らなあかんよねえ」って事でした。
字面にすると、どんな感想よ。
でも愛の基本て、意外とそこかも。と、かなり盛り上がったんやけど、





こんなまとめはだめ?(笑)



コメント
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