旅行先で見つけた小ステージ。
ハワイアンの曲が流れていたので、つい調子に乗って踊ってしまった私。(笑)
うちのお婆ちゃん。
もう他界して20年になるけれど、いわゆるモガ=モダンガールだった…。
昭和元年生まれ、戦前のあの時代に宝塚に入団したくて、東京の女学校に入学するべく上京。
卒業後、オーディションを受けたけど、身長が僅か2センチ足りなかったらしい。
亡くなる間際までずっと言っていた。さぞ無念だったろうな…当時の私には理解してあげられず、単なる昔話と思い聴いていたけれど、今の私は、その心を痛感しています。
愛して愛して止まなかった最愛の人とも別れざるを得ない運命…。
貴女の痛みが今も私を誘い続けています。
祖母の存在、悲運なくして今の私は存在しないのだから。
晩年、お世話になったGプロの社長さんが、祖母のお通夜に東京から東北の田舎街まで駆けつけてくれた。
私はお逢いしてお話させて頂いたのはそれが最初で最後だったけれども、そんな二人のロマンスをいつも楽しみに聴いていた。
私の中に流れているトラウマは、亡き祖母の無念の痛み、苦しみなのです。
波瀾万丈な人生だったね。
また、そんな精神的遺産が、私にくれたもの
・・・。
出逢いの不思議…。
それが私の人生だから…
?
