あとを絶ちません、接骨院の療養費不正請求

仕事場でラジオ流しているのですが、こんなニュースがあったので。

「接骨院の療養費不正請求」

またかよ、と思いましたが、今度は暴力団まで絡んでて・・・。

「接骨院は保険が利くから安い」といってなんでも施術できるかというとそうではありません。
保険が利くのは骨折、脱臼、打撲、捻挫に限られてます。
あるいは医師の診断書がある場合のみです。

単なる肩こり、腰痛などは保険適用外なのです。

詳細は　厚生労働省

この保険請求を利用して、不正をしてる接骨院があとを絶ちません。
要は保険が利かない肩こりや腰痛を骨折や打撲として保険組合に請求したり、通院日数を水増ししたり・・・誰もケガをしてないのに家族や親類、友人の保険証で骨折した事にして請求したりと・・・。

犯罪です、詐欺です。
患者さんは何も悪くないですが、加担してたのでは？と疑義がかけられたりします。

診療明細が送られてきたら、チェックして下さい。

実際、不正請求されてた話を聞きます。


中にはきちっと保険は適用できませんと謳って施術してる接骨院もありますが、グレーな事をしてるところが多いようです。

一番悪いのは不正請求をする接骨院ですが、安いからといって不正を知ってても施術を受ける患者さんにも問題ありだと思います。

根本的なところから見直さないとこの問題は解消されにくいと思います。


ちなみに当院は実費施術なので、保険は一切関係ありません。