1995年公開。
1992年に発売されたロバート・ジェームズ・ウォラーの同名小説が原作、
クリント・イーストウッドが製作・監督・主演をつとめた作品。
田舎に住む平凡な主婦とカメラマンが恋に落ちた永遠の4日間を描く。
メリル・ストリープがアカデミー主演女優賞ノミネート。
恥ずかしながら、、、今さら鑑賞いたしました。
いわゆる「オトナの恋愛」のイメージが強すぎて敬遠していたこともあり、
やっと観た~~~という感じです。
普通に優しい夫と二人の子供に恵まれ平和に暮らし、何の文句のない生活をしている主婦が取材にきていたカメラマンと恋に落ち、家庭と彼の間で揺れる、、、
一見よくあるストーリーなのですが、、、やはりというかさすがというか、
ただのメロドラマとは一線を画した奥深さを感じました。
なんといっても二人の会話のシーンの、空気の濃厚さ!!!
半端ないです。
その場にいたらきっと呼吸困難になってしまったんじゃないかと思うくらい。
一言一言で、揺れ動く繊細な心理や変化する2人の微妙な関係に思わず息をのんでました。
40代、人生を歩んできたがゆえの、ラストの二人の決断。
雨の中のシーンでの台詞のない二人の会話、圧巻でした。