まほろ駅で便利屋を営む主人公が、
学生時代のワケありな友人に10何年ぶりかに会い、
なぜか一緒に仕事をするはめに。
仕事をしていくなかで、摩擦を繰り返しながらお互いの人生を紐解き、
心の内をさらけ出していく、じっくりせつないストーリー。
瑛太さんの後半の長セリフ、圧巻でした。
人って、そんな簡単に心の内を明かさないですよね。
まずは相手をみて、次に親しみを持ったとしても打ち明けるほどじゃない時だってある。
理由があって、積み重ねがあって、どうしても抑えられなくて、話したくなる瞬間が来て、、、
そういうプロセスを丁寧に丁寧に撮りたい。
そんな監督の声が聞こえてくるような、素敵な作品でした。