sanae
名作を見よう！シリーズ
ある監督さんが大好きだとお勧め頂いた作品。
余命数ヶ月と宣告された男が、自分の人生で初めて本当に「生きる」お話。
観て良かったです！本当に。
志村喬さん、惚れました！
生き甲斐もなく地味にこつこつ暮らしてきた公務員が自分の死をハッキリ自覚し、
恐れ、絶望する姿。
失った時間を取り戻すようにぜいたくに遊ぼうとするが、遊び方がわからない切なさ。
残りの時間を惜しむように、目的達成の為に必死に人とかかわって食らいついていく姿、そして眼光。
主人公が愛しくて、切なくて、、、
最後のシーン、
雪の中でブランコを揺らしながら歌う姿は、息を飲むように見入ってしまいました。
もう神の域です！
かっこいい！！
作品を見た後に、自分は果たして今「生きる』事ができているんだろうか。
「生きる」事はどういうことなんだろうか。
じわじわパンチが効いてくる、
一生を通して何度もみたい名作でした。
名作映画を観よう！シリーズ
若い頃、いつも途中で脱落（入眠？）していた東京物語にトライ！
お恥ずかしながら、、、初めて最後まで見られました☆
２０代の頃に観た印象とは全く異なって、、、
じわじわーっと胸が熱くなって、親を大事にしたいなと素直に思えた作品。
とても心に染み入りました。
東山千栄子さん演じるとみのセリフ、
（孫に向かって）「○○ちゃんは将来何になりたいん？やっぱりお父ちゃんと同じお医者さん？○○ちゃんがお医者さんになる頃、おばあちゃんは生きているやろか」
孫と遊びに来た何でもない河原での、おばあちゃんのつぶやき。
さらっというのに、ずっしりと重みのあるパンチが胸を打つ。
目指すべき芝居はこういうものだと、感動しました。
笠智衆さんの無駄がなく、穏やかな存在感。作品そのものを象徴するようでした。
また、原節子さんが美しい！滴るような美しさ！圧倒的な清潔感！！
他の作品も拝見したくなりました☆
東京物語、恐れ入りました！
年を経て、また観て見たい映画です。
ブラピ最新作観てきました～。
アメリカメジャーリーグのアスレチックスでの実話を元に描かれたストーリー。
実話でこんな劇的なシーズンがあったとは、、
そしてその舞台裏では常識を覆す理論で野球界を変えるべく、一人の男が密かに闘っていたとは！！
一見同じように試合をしていて、同じように応援している野球チームでも、
球団の資本はそれぞれ違っていて、貧乏な球団は日々、裕福な球団への選手の放出や入替えに
頭を悩ませている。
今の日本野球に照らし合わせても、とてもタイムリーな映画だな～、なんて。
アスレチックスのGM、ビリービーン役のブラピ、ただそこにいるだけなのに、、セクシー！
背中で語ってる～～～！3年後に引退しないで～w
パートナー役のジョナ・ヒルという役者さんも存在感がステキでした。
映画全体も会話が多く、それぞれのシーンで実在した人物が自分の立場で話をしているという、
役者的には実は非常に難しいかつ見どころあるシーンの連続で、とってもとっても勉強になりました☆
異端児と言われ、様々な障害がありピンチがあり悩みながらも、
自分を信じて、信念を持って突き進んで行くビリービーンの姿。
勇気づけられました！！
お仕事がんばっている全ての人にお勧めです☆
sanae
