トリニティセラピスト早苗です。
本日2本目~
明日(11/8)の牡牛座満月は、天王星食を伴う皆既月食になります。
2022年は天王星食自体は1月以外、毎月起こっており、その都度、伝統からの離脱、構造化された世界からの解放、その為の痛みの経験が世界で継続しています。
そして、今回の天王星食はいよいよ皆既月食中の満月による掩蔽なります。
日本では実に1580年以来、442年ぶりに観測される現象となります。
1580年は、日本ではちょうど戦国時代。織田信長の天下、本能寺の変の2年前です。
この時、皆既月食に土星食が重なり、実は天王星食も同時に起こっていましたが、人類が天王星を発見するのは200年後の1781年なので、この時はまだ天王星の存在を人類は知らなかったのです。
この1580年の土星食を伴った皆既月食。
土星が司るもの、伝統や構造、そして『時間』。
この2年後1582年に、ユリウス暦からグレゴリオ暦へ暦の変更がキリスト教圏で施行されるのですが、1580年はまさに「暦」という「時間」の切り替えという大事業が粛々と準備されていたタイミングだったのです。
私たち自身、現在もこの時に定められた時間(グレゴリオ暦)の世界線を生きています。
その後、日本では観測できませんでしたが、世界では天王星食を伴う皆既月食が何度も続けて起きています。
特に人類が天王星を発見した1781年以降では・・・
・1794年:フランス革命
・1938年:ナチスドイツによるオーストリア併合、水晶の夜(ホロコーストへの転換点となる反ユダヤ主義暴動)
・2014年:ウクライナ危機、米・キューバ国交正常化
・2022年11月8日←明日
常に天王星のテーマとなる自由、独立、革命、秩序や構造化された世界からの離脱のような事象が起こっているのです。
私は2014年の天王星食(接食)を伴った月蝕満月をよく覚えています。
ちょうど自分の出生の天王星のハーフリターンと重なり、私自身の人生の在り方が変わった時に起こった天王星食を伴った月蝕満月。
そして、今、私たちは一回の人生の中で、天王星食を伴った皆既月食の時を再び迎えます。
私自身、ちょうど半月前の日蝕前夜にコロナを発症し、いろいろ浄化が体に起こりました。
そして、先週末に1つの体験を通して、私自身のこれまで生きてきた時代が終わったのを感じました。
蠍座の太陽の季節に、代々脈打つ血族の繋がり、その連綿としたもの、時代、それが私の中で終止符を打ったこと、それを感じたこと。
まさに、この月蝕以前と月蝕以降に自分の人生が区切られること。
そして、これまでの自分の人生が蝕(エクリプス)に強く支配されて動いていたこと。
牡牛座ー蠍座のノード(軸)のテーマ。
そこに纏わるカルマや未来。
それらが目の前に展開されています。
おっと、長くなってしまったので、続きは次に(^_-)-☆