佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

「甘い恋のお話、ほろ苦い恋の話」

2019-05-11 17:21:29 | 日記
わたしたちは今晩、摩天楼のもとで
過ごす夜に、ふさわしいお酒を飲ん
でいる。

彼女は、バーボンにレモンジュース
とグラナディンを加えた「ニューヨ
ーカー」を、
わたしは、カナディアン・クラブ・
ウイスキーをベースにした「マンハ
ッタン」を。

苦いお酒をほんの少しだけ口に含ん
で、それが舌に染み込んでいくのを、
愛おしむように味わう。

そんな飲み方を教えてくれたのは、
誰だったのか。ベットの中で、
口うつしに、この酒を飲ませて
くれたのは。

それが涙の味なのか、お酒の味な
のか、わからなくなるような夜を
過ごしたのは・・・・。

あぁ、ぼんやり思い出した。甘いか
どうかわからないけど、聞きたい?
「うん、聞きたい聞きたい」


むかしむかし、好きになった人たち
を思い出すとき、わたしはいつも、
弟のことを思うような優しい気持ち
になる。

だって、昔好きになった人は、好き
になったときには年上だったのに、
今はみんなわたしよりも年下なのだ。

彼らは年を取らない。永遠に年下の
まま成長を止めて、わたしの胸の
なかで生き続ける。

十九のとき、わたしが夢中になった
人は、男らしい人だった。
自殺未遂までして愛したひとだ。

三十四で優しい人に出会った。
優しい人とわたしはひとつ違いだ
った。優しい人のほうがひとつ年
上。

それぞれに家族があったが、それ
でもわたしたたちは惹かれ合った。

優しい人はわたしが事務員として
働いていた学習塾に、わたしより
少しだけあとに入社してきた。
講師として中途採用されたのだ。

優しい人がふたり分のコーヒーを
淹れてきてくれた。
「きみの名前、すごくいい名前だ
ね」

「ありがとう」
「名前だけじゃなくて」
優しい人の言葉はそこで、ふっと
途切れた。ほんの少しのあいだ、
ふたりとも黙って、手元のコーヒー
カップを見つめていた。

それはとても心地良い。清潔な
静寂だった。

それから優しい人は自分の身辺の
ことを、わたしはわたしのそれを、
ぽつりぽつりと話し始めた。

他愛ない世間話しとして。

わたしたちは相手の話に耳を
傾けた。自分とは関係のないところ
で営まれている赤の他人の人生の
物語に。

あとでそれらの物語がすべて、自分
自身の突き刺す刃(やいば)のよう
な物語になるとも知らずに。



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大切な人に出会う『偶然力』

2019-05-11 16:10:58 | 日記
後になって「あれはこうなる
べくしてなったんだ」
と思えるような“偶然”と
いうのがあります。

偶然の力を信じていると、そ
のような意味のある偶然が
次々と身の回りで起こり始め、

その偶然がまた新たな偶然を
呼ぶようになります。

それを「偶然力」と呼ぶので
すが、この力を身につけるに
は、なんでもいいから、

とにかく行動を起こすこと
です。

家でじっとしていても
偶然の神さまはやってきません。
あなたにとっての
唯一の“優しいひと”も・・・・。



金 K18   ¥3330
プラチナPT950 ¥2760
【5月11~12日買取値】
※店オープン中
佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

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『出会いは2回目が大切』

2019-05-11 16:04:32 | 日記
人との出会いって、
最初よりも2回目の方が
大切だと思います。

僕も毎日、毎日、初めて
出会う人と、
儀式のように名刺交換をして
いるけれども、

2回目というのはなかなか
ありません。
「あ、この人だと」と思った
ら、

いかに2回目に会うきっかけを
作るかが大事だと思います。

“人は第一印象が大事”という
かれど、

いくら第一印象がよくても
「あの人、いい人そうだったな」
で終わったら、
なにも生まれてきませんから。


YouTube
They Say It's Wonderful / John Coltrane & Johnny Hartman

https://www.youtube.com/watch?v=w9xOv8r3-XU

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「さよならは悲しくない ほんの少し淋しいだけ」

2019-05-11 13:58:21 | 日記
泣くだけ泣いて、空っぽになった
心に何が残るだろう。

本当に不思議なことだけれど、それ
までとは違った思いがふっと空っぽ
の心に舞い降りる。

「ありがとう」
そんな思いが、舞い降りる。
たとえつらい恋だったとしても、
恋人だった人への感謝で心は
満たされる。

そのような気持ちに行き着くまで、
何日かかるのか、何ヶ月、何年
かかるのか。
とても感謝なんてできないと思う
恋もきっとある。

でも、それでいい。いつか気持ち
が溶け出すことを信じて。
終わった恋に「ありがとう」が
言えたとき、別れは決して悲しみ
だけではなかったことを知るだろう。

別れの淋しさを思うとき、私は
『ライ麦畑でつかまえて』の
最後を思い出す。

恋とは違うけれど、「あいつらが
今ここにいないことがたまらなく
淋しい」と、主人公は思う。

そう、今ここにあの人がいない
ことは淋しい。

でもそれは、悲しみとは違う。郷愁
にも似たせつなさなのだ。



金 K18   ¥3330
プラチナPT950 ¥2760
【5月11~12日買取値】
※店オープン中
佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

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「遠 恋」―刹那―Ⅱ

2019-05-11 12:19:46 | 日記
新幹線は名古屋駅を出たところ
だった。

スピードを上げて、走り続ける列
車の窓に顔をくっつけて、まるで
透明な壁から剥がれ落ちていくよ
うに、どんどん遠ざかってゆく景
色を眺めながら、思っていた。

愛だけでは、好きなだけでは、乗
り超えていけないことがある。

それなのに、
一直線に走り続けること
をやめられない。線路の先に持っ
ているのは、幸せという名の駅で
はないのに、

初めからそうだとわかっている
のに、走るのをやめられない。
きっと、それが、恋?
ここではないどこかに、棲んで
いる友だちに、わたしは問いか
けていた。

ねえ、千夏ちゃん。
わたしは佳代子に、なんて言
えばよかった。
そんな悲しい恋は、もう終わり
にしなきゃだめだと、言えばよ
かった?

その時ふいに、わたしの耳もと
に、あのひとの声が届いた。
俺、思いこんだら絶対ってとこ
ろがあるから。
衝動的な男なんだよ。要注意人物
だね。

心の中に、あのひとが立っていた。
あのひとのたたずまい、あのひと
の声、あのひとの気配、あのひと
の言葉。
あのひとは、どこまでも晴れ渡
った、海のような人。

あのひとなら、わたしの問いに、
なんて答えるだろう。あのひとな
ら佳代子に、どんな言葉を返した
だろう。
会いたいと思った。
切実に、思った。果てしなく、き
りもなく、祈るように。

あのひとにもう一度だけ会える
なら、それと引き換えに、わたし
が大切にしているものをひとつ、
ここで今すぐ手放してもかまわ
ないと。いいえ。ひとつじゃな
くて、すべて、でもかまわない。


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『「怒り」を噛みくだく』

2019-05-11 12:00:27 | 日記
人から何か言われてカッーと
なってしまい、売り言葉に買い
言葉で不用意な発言をしてし
まったりして、

自分の人生を誤る人がよくあり
ます。

ところが、同じことを聞いても、
「ちょっと待てよ。これは辛辣
な言葉だけど、私を思って言っ


くれたことだ。この人もつらか
っただろうな。よし、これから
は慎もう」と思えば、感謝の気
持ちが湧いてきます。

同じ言葉を聞いたとき、すぐに
反応するのではなく、まず素直
に、「この人はこう言っている

けれども、どういことだろうか」
と自分なりに咀嚼(そしゃく)し、

熟慮することによって、失敗を
さけることができます。

政財界のいろんな人物の失敗が
次から次へと報道されています
が、

これは欲に目がくらんだり、せ
わしげな世相や情報の洪水に流
されて、咀嚼する、熟慮する、

心の中で練るという思索が
疎かにされた結果です。

じっくりと聞き、考える余裕を
持ちたいものです。



金 K18   ¥3330
プラチナPT950 ¥2760
【5月11~12日買取値】
※店オープン中
佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220


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『結婚』

2019-05-11 10:47:54 | 日記
白無垢の花嫁衣裳は何のため?

相手の色に染まるためではなく、
純粋な愛情の証し。

■キャンドルサービス
結婚披露宴でキャンドル
サービスを行うカップル
は多いが、その意味を
知っている人は少ない。

欧米ではキャンドル(
ろうそく)は愛の象徴で
「犠牲的献身」という
意味がこめられている。

自分自身を燃やし尽くし
て、まわりの人々に光と
ぬくもりを与えるからだ。



金 K18   ¥3330
プラチナPT950 ¥2760
【5月11~12日買取値】
※店オープン中
佐久市野沢93番地十二町
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  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

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