佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

たそがれのバスターミナル見下ろして立ちり宙ぶらりんの心で

2019-05-03 17:50:37 | 日記
悲しすぎると涙は出ない。

涙をとうに超えてしまって
いるのだ。



YouTube
Melodies of Love - Joe Sample

https://www.youtube.com/watch?v=bxQTVaki_64

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別れ際、「じゃあまた」と彼は言い。「さよなら」と、わたしは言った。

2019-05-03 17:09:44 | 日記
さよなら。
そう言った瞬間、わたしは彼を、
愛し始めていることに気づいて
いた。いいえ、愛ではなくて、
恋。

なぜならわたしの胸は、不安で
押し潰されそうだったから。
始まりの言葉は「さよなら」。

別れの言葉から、始まった。
もしもこれが恋、なのだと
すれば、それはなんと重い荷
物なのだろう。

わたしはこれから、たったひ
とりで、それを背負っていか
なくてはならない。



YouTube
Alone - Ms. OOJA

https://www.youtube.com/watch?v=8VfFxiAK52k

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お給料の代償

2019-05-03 13:34:36 | 日記
なぜ人は、一銭にもならない
ボランティアをして満足げな
表情を浮かべるのでしょうか?

アメリカの社会心理学者L・フェス
ティンガールが唱えた「認知的
不況和理論」によれば、

「労働者は科せられた労働が
過酷であればあるほど、安い賃金
でも満足しやすい」ということが、
アメリカの実験で立証された。

例えば
1ドルの手当ての場合、
「この仕事は自分のためにやってい
るんだ」と自分に思い込ませること
によって、納得します。

20ドルの手当ての場合、
仕事のストレスをお金で解消させよ
うしますから、どうしても仕事には
深い愛着が持ちずらいのです。

結果、ボランティアをやってい
る人たちは、無報酬にもかかわらず
楽しくできるのです。



金 K18   ¥3340
プラチナPT950 ¥2740
【5月3日買取値】吉日
※店オープン中
連休中不定期でご連絡くだ
さいませ。

※ビスクドール64嬢。
美術館への貸出日は未定。
(二ヶ月)

佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

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「心をこめて」

2019-05-03 11:09:54 | 日記
あなたの笑顔の一瞬や
あなたの憂いの一瞬と
出会えた時
写真のようにこの感じを
忘れないように胸に刻む

思い出すために すこしでも強く
思い出すために すこしでも長く
悲しくてもこの恋が純粋である
ように

心をこめて
またあなたを思い出すために


YouTube
emergency sign(salyu) yuri + ミラッキン写真部  さりゅコミュLive2013

https://www.youtube.com/watch?v=xVsI3bHhgOw




金 K18   ¥3340
プラチナPT950 ¥2740
【5月3日買取値】吉日
※店オープン中
連休中不定期でご連絡くだ
さいませ。

※ビスクドール64嬢。
美術館への貸出日は未定。
(二ヶ月)

佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

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「砂丘のたもとにて」 ―1―   <決定稿>

2019-05-03 06:46:23 | 日記
音羽様
お返事がたいへん遅くなってしま
いました。

ごめんなさい。
その後、お元気ですか?
ちゃんと食べて、眠っていますか?

今朝、目を覚まして窓の外を見たら、
夜明けの空が、力強いまぶしい夏の
光に染まっていました。きのうまで
はまだ、春だったのに。ゆうべ、神
様が透明な大きな手で、ページを一
枚、めくっていったでしょうか。

うつむき加減で、はにかみがちな、
少女のような季節はわたしを置いて、
どこかへ行ってしまいました。
けれど、また一年待てば、春は必ず
わたしの空まで、もどってきてくれ
るでしょう。

きょうは右腕の調子がいつもより
良くて、痛みもほんの少しだけやわ
らいでいるので、いつもより読み
やすい文字で、いつもよりたくさん、
お手紙を書くことができると思い
ます。さっき、介護のボランティア
さんに頼んで、鉛筆を一ダース分、
削ってもらいました。

ボールペンやサインペンを握っても、
すぐに落っことしてしまうのに、
鉛筆なら、握れるのです。不思議で
しょう?

前置きが長くなりました。
どこから書き始めればいいのか、
もちろん覚えています。

あなたのお母さんに頼まれて書き
始めた手紙が、いつのまにか、わ
たしの青春グラフティになってき
ています。

音羽さんのリクエストに応えて、
片想いの初恋の思い出や、高校時
代、初めてできた彼氏のことや、
社会人になってからの色とりどり
な恋のこと、いろいろと書いてき
ましたけれど・・・・きょうは
その続き、ですね。

いよいよ、わたしの人生に、あな
たのお父さんが登場するのです。
ああ、なんだかわくわくしてき
ます。

心臓が、飛び跳ねているのがよく
わかります。お月様のなかのうさ
ぎみたい。喜んでいるのですね、
わたしと一緒に。

あの頃のことを思い出すと、胸の
なかにも、頭のなかにも、気持ち
がいっぱいあふれてしまって、ど
こから書けばいいのか、熱い涙の
洪水みたいなこの気持ちを、

ちゃんと言葉にして、紡いでいく
ことができるのかどうか、まった
く自信がありません。

「早く続きが読みたい」って、音羽
さんは書いてくれましたね。
砂丘に埋もれている貝殻を、そのか
けらを、ひとつふとつ拾い上げる
ようにして、ゆっくりと、時間をか
けて、毎日少しずつ、書いてゆきま
すね。

書き上げるのに何週間かかるのか、
何ヶ月かかるのか、まるで終わりの
ない旅に出るような気持ちですけれ
ど、この手紙の行く先にあなたがい
ることを縁(よすが)にして。


「順ちゃん」
あなたのお父さんの順作さんのこと
を、わたしはそう呼んでいました。





金 K18   ¥3350
プラチナPT950 ¥2810
【5月3日買取値】吉日
※店オープン中
連休中不定期でご連絡くだ
さいませ。

※ビスクドール64嬢。
美術館への貸出日は未定。
(二ヶ月)

佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220


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『バスルームの中』

2019-05-03 01:03:41 | 日記
たった一人の夜のバスルーム。
読みかけの本や飲み物を持ち
込んでバスタブに身を沈める。

夜更けのバスルームは、朝、歯
を磨き、顔を洗う空間とも、昼、
洗濯をし、化粧を直す空間とも
異質のものだ。

“日常”の中にありながら、“生
活”とはかけ離れている。

夫以外の男と午前零時に重ねる
グラスの氷のように、溶け合い
そうでとけないコップの中の時間。

捕らえどころのない不安と、掴み
どころのない安らぎがごっちゃに
なって・・・。

そのうち頬は上気し、動悸が激し
くなり、要するに、のぼせたのだ。
扉を開ける。

廊下を挟んで、寝室と居間が見通
せる。あれ、そこからは急に別次
元の世界に迷い込んだような気が
した。

生活という昼がうずくまり、夜が
横たわっている。

「殺しのドレス」という映画の冒
頭。アンジィ・ディキンスンが、
湯気で曇ったガラス張りのシャワ
ールームで、隣室の男に微笑む
シーンがあった。もうもうと立ち
込める湯気のおかげで、女の体は

妙に実在感がなく、そのくせ、毛
穴のひとつひとつまで開いている
のが分かるほど、生々しかった。

まさにサスペンスの始まりに相応
しい、ミステリアスな場面だった、

などということを何の脈絡もなく
思い出したりして・・・・・。

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「一生付き合える最高のパートナーが見つかるおまじない」

2019-05-03 00:23:45 | 日記
どんなにヘタでもいいので、
絵ハガキ大の用紙に自分の
好きな花を色鉛筆で描きましょう。

“心を込めて”最高のパートナーに
プレゼントする花を思い描くのです。
心と心が通じ合うパートナーが
現れるかもしれません。

☆星のささやき
とことんこだわって何かを仕上げる
のは、「深い結びつき」を象徴する
冥王星のアクション。
そして、植物を描くことは、「愛を
育み、守り続ける」ことを意味する
木星が促すアクションです。
この2つで、永遠の誓いを交わす
パートナーに出会えるでしょう。



YouTube
Rain

https://www.youtube.com/watch?v=kKYoH7O1Kdg


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「遠 恋」―Ⅲ―⑵

2019-05-03 00:00:01 | 日記
「きのうは」
と、わたしは言った。

きのうはわたしの誕生日で、
あなたはわたしの誕生日に、
お店に現れたんですよ、何よ
りもまず、そのことを伝えた
かった。

わたしより先に、あのひとが
言った。

「会えて、ほんとによかった。
なんできのうのうちに、電話
番号、訊いておかなかったん
だろうって、
訊いてたら、会えたかもし
れないって、
今ちょっと後悔してる。
いや、実は書店で別れた直後から
ずっと、後悔してた」

耳に飛び込んでくる。まるで奇跡
のような言葉。一日遅れの、神さま
からのバースデイ・プレゼント。
「きのうね、わたし誕生日だったん
ですよ」

「え!それはすごい偶然だ。おめで
とう。三月十七日って、聖パトリッ
ク.デイじゃない。知ってる?マン
ハッタンではその日、盛大なお祭り
があるんだよ」

「井上さんは、いつからアメリカ
に?」

「二年前から。その前に、学生時代
に交換留学生で、西海岸に一ヶ月ほど」
そのあとに語られた、あのひとの
ライフストーリー。
夜の静寂の中を、月明かりにに
導かれて、すいすいと進んでいく
一艘の小舟のような、軽快で明快な物語。

その舟の作る波に乗って、どこまでも
どこまでも、ついていきたくなるような。


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