佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

いのち

2019-05-29 17:31:13 | 日記
人生は積み重ねだと誰でも
思っているようだ。
ぼくは逆に、積みへらすべき
だと思う。

蓄えれば蓄えるほど、かえって
人間は自在さを失ってしまう。

過去の蓄積にこだわると、
いつの間にか堆積物に埋もれ
て身動きができなくなる。

人生に挑み、本当に生きるには、
瞬間瞬間に新しく生まれ変わっ
て運命をひらくのだ。

それには心身とも無一文、無
条件でなければならない。
捨てれば捨てるほど、いのちは
分厚く、純粋にふくらんでくる。

今までの自分なんか、蹴トバシ
てやる。
そのつもりで、ちょうどいい。

社会的な状況や世間体を考えて
自分を守ろうとする。
それでは駄目だ。

社会的環境が変わったのだ。
自分に対しても戦わなければ
ならない。
これはむずかしい。

ほんとうに生きていくためには
自分自身と闘わなければだめだ。


YouTube
Shirley Horn - "Here's To Life"

https://www.youtube.com/watch?v=QOj1JryGj8A

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透き通ったものはすべて

2019-05-29 14:36:11 | 日記
透き通ったものはすべて
美しく見えるのは何故?

水も空気も硝子も氷も思い出も。



『君の瞳に見られるとき

 私はこまかき  
   
    水の粒子に還る 』




Youtube

CHRIS BOTTI IN BOSTON | "Emmanuel" w/ Lucia Micarelli | PBS

https://www.youtube.com/watch?v=m8NN4fpdm40




金 K18   ¥3290
プラチナPT950 ¥2510
【5月29日買取値】

※店オープン中
佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

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「実は、滝に打たれている」

2019-05-29 12:08:36 | 日記
気分を変えるには、手を洗うのが
いい。 実は、滝に打たれている
行者みたい なもの。

そうじをすると、手が汚れるって
思っていない?
そうじをすると実は手が洗われる。

車を洗っても、お風呂を洗っても、
トイレをそうじしても、結果とし
て手をきれいにしているんです。

手っていうのは、あらゆるものの
通りみちかもしれない。

右手がエネルギーを出すほうで、
左手で受けている。

だから、そこに汗とか汚れがつく
と停滞するんだよ。

家でいえば、玄関の汚れている家
は、幸せが遠のいている。
あなたのお家は大丈夫ですか?

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女の結婚適齢期

2019-05-29 11:33:02 | 日記
女は25歳までに、
まず、1回目の結婚適齢期を
すます。

バカヤローと言われそうだ。

だって、25を超え、キャリアを
積めば積むほど、女も結婚相手
を選び始める。

簡単には、恋にもおちなくなる。

ユーミンだって、22歳で結婚
していなければ、今でも、シン
グルのままかもしれない。

適齢期を逃がした女は、ウル
トラCの技をかけるしかないか。



金 K18   ¥3290
プラチナPT950 ¥2510
【5月29日買取値】

※店オープン中
佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

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さりげない

2019-05-29 10:36:03 | 日記
ー然りげ無いー
なにげない。
そんな様子がない。
気持ちや考えを表面に
表さない。

”さりげないお人柄”。
こういう人には、

実はたくさんの思い遣りと
優しい気配りが隠されて
います。



金 K18   ¥3290
プラチナPT950 ¥2510
【5月29日買取値】

※店オープン中
佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
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  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220


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淋しい。またひとつ、私の心の中で言葉になった。

2019-05-29 00:41:42 | 日記
悲しみがいつも私を
つよくする

今朝の心のペンキぬりたて


YouTube
Eva Cassidy - autumn leaves (cover by Angelika Gil) (Studio M Opole)

https://www.youtube.com/watch?v=BhxxvEBYNg0

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「遠 恋」好きでいさせて ―Ⅴ―

2019-05-29 00:00:24 | 日記
見ているのがつらくなり、
そらした視線の先に、半分
ほどあいたドアが見えた。

ドアの向こうには、机とパソ
コン、その奥にベットの一部。
見てはならないものを見て
いるような気持ちになって、
あわてて視線をテーブルの
上に戻した。

「さ、どうぞ。めしあげれ」
ポットからカップにお茶を
注ぐと、カップのひとつを
わたしの目の前に置いて、
彼女はにっこりと微笑んだ。

あたりに、すーっと、ジャ
スミンの香りが立ちのぼる。
「ありがとう、とてもいい香り」
自分でも不思議だった。

どうしてこんなに、冷静でいら
れるのか。彼女に笑顔を返しな
がら「いい香り」などと、言っ
ていられるのか。
「あなた、カイセイのお友だち?」
「はい」

それ以外に、いったいなんと
答えたらいいのか。
「大学時代の?」
「いいえ」
そう答えとあと、尋ねてみた。
「あなたは日本語がわかりますか?」

はにかみがちに、彼女は笑った。
笑いながら、首をふった。
「いいえ。コンニチハとアリガ
トだけね」

会話はそこで途切れてしまい、
ふたりとも、ただ曖昧な微笑み
を浮かべて、向かい合っている
ことしかできない。彼女が先に
真顔に戻った。

「彼は、私たちのことを、彼の
親戚の人に知らせるために、日
本に行きました。亡くなった
彼のお母さんにも」
私たちのこと?

彼女の唇から、軽快に弾き出さ
れる言葉とその意味する内容が、
わたしの頭の中でひとつの像を
結ぶまでに、時間がかかった。

それまでずっと、なりをひそめ
ていた衝撃が、その時になって
やっと、はっきりとした形を成
し、押し寄せてきた。

本物の感情というのは、出来事
に遭遇した直後ではなく、しば
らくしてからじわじわと、やっ
てくるものなのかもしれない。

衝撃はゆるやかに、圧倒的に、
わたしの躰に乗り移ってきた。

まるで毒が効いてくるように、
ゆっくりと、わたしは打ちのめ
された。「裏切られた」。違う。
「信じられない」。いいえ、そんな
言葉とも、違う。

その時のわたしの気持ちは、到底
言葉にはならない種類のものだった。
見ているのがつらくなり、
そらした視線の先に、半分
ほどあいたドアが見えた。

ドアの向こうには、机とパソ
コン、その奥にベットの一部。
見てはならないものを見て
いるような気持ちになって、
あわてて視線をテーブルの
上に戻した。

「さ、どうぞ。めしあげれ」
ポットからカップにお茶を
注ぐと、カップのひとつを
わたしの目の前に置いて、
彼女はにっこりと微笑んだ。

あたりに、すーっと、ジャ
スミンの香りが立ちのぼる。
「ありがとう、とてもいい香り」
自分でも不思議だった。

どうしてこんなに、冷静でいら
れるのか。彼女に笑顔を返しな
がら「いい香り」などと、言っ
ていられるのか。
「あなた、カイセイのお友だち?」
「はい」

それ以外に、いったいなんと
答えたらいいのか。
「大学時代の?」
「いいえ」
そう答えとあと、尋ねてみた。
「あなたは日本語がわかりますか?」

はにかみがちに、彼女は笑った。
笑いながら、首をふった。
「いいえ。コンニチハとアリガ
トだけね」

会話はそこで途切れてしまい、
ふたりとも、ただ曖昧な微笑み
を浮かべて、向かい合っている
ことしかできない。彼女が先に
真顔に戻った。

「彼は、私たちのことを、彼の
親戚の人に知らせるために、日
本に行きました。亡くなった
彼のお母さんにも」
私たちのこと?

彼女の唇から、軽快に弾き出さ
れる言葉とその意味する内容が、
わたしの頭の中でひとつの像を
結ぶまでに、時間がかかった。

それまでずっと、なりをひそめ
ていた衝撃が、その時になって
やっと、はっきりとした形を成
し、押し寄せてきた。

本物の感情というのは、出来事
に遭遇した直後ではなく、しば
らくしてからじわじわと、やっ
てくるものなのかもしれない。

衝撃はゆるやかに、圧倒的に、
わたしの躰に乗り移ってきた。

まるで毒が効いてくるように、
ゆっくりと、わたしは打ちのめ
された。「裏切られた」。違う。
「信じられない」。いいえ、そんな
言葉とも、違う。

その時のわたしの気持ちは、到底
言葉にはならない種類のものだった。

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