名城大学の芳村思風さんは、
「長所だけを見つめ、それを
限りなく伸ばしていって、
決して人後に落ちない優れた
能力を獲得することができた
ら、
短所はその人の面白みに変
わる。人間には皆欠点があり
ます。不完全だからこそ人間
なのです。
欠点がなくなって丸くなるの
は、円熟といって神仏の境涯
です」と語っている。
では、長所を見つめて自分を
伸ばしていくには、どうした
らよいのでしょうか?
①現在の自分をしっかり見据え
て欠点や長所を洗い出し、本当
の自分を見つけ出す。
②「どういう人間になりたいのか」
「どういう仕事をしたいのか」
「どいう生活をしたいのか」の
三点を自分に問いかけて、
これから創っていく自分の姿を
明確にし、それに向って自分
自身で歩き続ける。
この「歩き続ける」ということ
が重要です。
③人間の才能とか、長所、
短所として何が引っ張り
出されるかは、人との出会い
によって創られえていきます。
人生や物事に対して絶えず
「問い」を持ち続けていれば、
必ず良い出会いがあるはずです。