あなたの知らないところで、
私の気持ちは、
あなたから離れたり、近づ
いたりした。
ちょっとそれが、いい気味と
思ったんだ。
人を信じきってしまう人と
いうのは、
じつは自分を信じていない
んじゃないだろうか。
自分にこれといった強みがな
いから、
人によりかかりたいだけなの
かもしれません。
自分に足りない何かを、
人を信じることで埋めようと
しているわけです。
音楽は、ただ間違いなく
演奏されればいいという
ものではない。
その旋律に込められた、
作曲家の、そして演奏する
人間の思い。
瞬間の音色の美しさと、
メッセージ、
その両方に心を動かされる
のだと思う。
それはまさに、高度な知の
共鳴である。
私たちは、どこまでその領
域に踏み込んでいけるだろう。
人の心に近づいてゆく挑戦を。
普段は平気で午前様しててもさ、
浮気する夜ってのはなんとなく
ね、電話して「麻雀で遅くなる」
なんて言っちまうことがある。
マージャンで本当に遅くなる時
には、そんな電話、まず掛けや
しない。
女房ってのは、そういうのに、
ひどく敏感でね、怪しいと
来るらしい。
1869年日本初の小学
校が開校した日だそう
です。
漢字、面積の求め方、
歴史などを覚えるもの
はもちろん勉強です。
でも、あらためて振り
返ると、運動会や係りの
活動、休み時間でさえも
生き方の勉強だったのだ
と気づくことがあります。
人は誰もが、愛する人に巡り
合いたいと思って生きています。
そして愛する人に巡り合ったと
きは、たとえその人に妻子があ
ったとしても自分のものにした
いと思うでしょう。
そうすると、そこに欲が出る。
永久にこの人を離したくにと思う。
“愛すれば執(しゅう)す、執
すれば着(ちゃく)す“のです。
人はいつでも、自分の都合のいい
ことや快いものが永遠につづくこ
とを願うし、永遠につづくと思い
たがります。
愛の芽生えのころ、燃えさかって
いるところの愛人同士はこの愛が
冷めるなど予想することもできま
せん。
自分の情熱は永遠につづくように
思うし、相手の愛も、自分以上に
長つづきすると信じこんでいます。
世の中のことは諸行無情。人の
心も人の愛も一時もじっとひとと
ころにとどまっているものではあ
りません。
愛は必ずおとろえ、やがて冷める。
情熱は燃えたら灰になります。
二人の愛が度合いや時間で歩調を
あわせてうつろえばいいのですが、
時間にどちらかが先にうつろうと、
とり残されたほうが“失恋”した
ことになります。
失恋というのは、恋の成就しない
ときの片想いだけをいうのでは
なく、恋の成就したあとの破局
のときにもいいます。
愛したとたん、人は苦しむという
覚悟を持つべきです。
人は考える。
だから楽しい。
だからせつない。
だから成長する。
だから落ち込む。
だから興奮する。
だからのどが渇く。
人は考える。
だから。
ミルクティーはうまい。
ぼけーっとしている時も、
フツーにうまいけどね。
陽に濡れて駅まで歩く
吾と君の近づきすぎて
遠ざかるもの