午前中の雨も上がって夕方4時過ぎから出航しました。僚船7杯出ましたがハマチは全員坊主。1杯だけ港の沖合いに帰ってきて仕掛けを揚げていると鶴クエが食ったそうです。今は陽が落ちるのが早くて5時を過ぎると直ぐ暗くなります。今日は先日仕掛け網に3トンのハマチが掛かった直ぐ傍まで行きましたが、あれから4日も経つのに死んだハマチが何匹も浮いていました。引き揚げの手伝いに行った知り合いの漁師の話では4~5トンまでなら十分持つウインチでも揚がらず、一人がボンベを付けて潜って網の底を縛ってきたそうです。そうしないと網が破れてしまうぐらい入っていたそうです。結局ウインチでも揚げきれず浮いてきた分だけ網ですくいとったそうです。それが3.2トン。底の方は圧迫されたか酸欠で死んでいたそうです。ということは全部で何トン入っていたか判らないくらいの数だったようです。その死骸がいまだにその辺りに浮いていたということです。