さぽつぴ日記

天然系主人・Sapo(娘)・Tsupi(私)の三人の生活を不定期更新中!

律儀な父

2020-11-19 15:36:48 | 日常

今日は13度くらいまで気温が上がるはずだった札幌。

でも、今の気温はまだ8度らしい。

室温は18度。

まぁ、これくらいなら暖房は要らない。

(我が家の暖房の設定温度は20度と北海道にしては低め)

 

さて、本文(笑)

 

私は、たま~にロト6を買っている。

銀行のATMでキャッシュカードを使って購入している。

なぜATMかと言えば、当選したときに、

当選金を受け取りに行かなくても

銀行に振り込んでもらえるので便利だから。

当たる前から準備万端・・・(笑)。

 

ロト6を買い始めた当初(たぶん17~18年くらい前?)は、

毎週買っていたのだけど、

くじ運のない私は、ほとんど当たることがなく、

ここ数年は、10月以外は買わないことに決めている。

 

「10月以外は買わない」

と書くと、

「なぜ10月は買うの?」

と思われると思う。

10月だけ買うのは、毎年10月だけ当たるから。

 

父は、15年前に亡くなるまで、

毎年私の誕生日のある10月には、

ちょっとしたプレゼントを贈ってくれた。

プレゼントは、現金だったり、食べ物だったり、

ときにはプレゼントの代わりに、

食事に連れて行ってくれたりもした。

 

私が10月にロト6にあたるようになったのは、

父が亡くなった年からだ。

その年は、とくに気にもしなかったのだけど、

翌年も、その翌年も10月だけ当たるようになると、

「これは父からのプレゼントではないか」

と思うようになった。

 

当たると言っても、当選金額は毎回1000円程度だ。

10月に発売されるロト6を毎回買うと2000円ほどかかるので、

10月中の気の向いたときにだけ買うのだけど、

それでも10月には必ず当たる。

これは、もう偶然とは言い難い・・・気がする。

 

それなのに、今年はロトを買いそびれた。

「買おう」

と思ったときに、キャッシュカードを持っていなかったり、

銀行が開いていなかったり、

そんなことが続いて、買いそびれてしまったのだ。

 

そして、それに気が付いたのが今朝。

なぜか突然、ロトを買いそびれたことを思い出した。

 

「ああ、今年は父さんからのプレゼント、もらえないんだなぁ」

と思うと寂しくなった。

 

そして、もうひとつ思い出した。

「そう言えば、ハロウィンジャンボを1枚買ってたなぁ・・・」

 

たまたま通りかかった宝くじ売り場のおばさんと目が合ってしまい、

何となく1枚だけ買ったのだった。

 

 

勘の良い方ならもうおわかりだと思う。

ネットで当選番号を調べてみたら、

このハロウィーンジャンボ宝くじ、3000円当たっていた。

抽選日は10月27日。

ちゃんと10月に間に合っているじゃないか。

 

「どうせ当ててくれるのなら1億円にしてはくれないかい、父さん!」

と思わなくもない。

っていうか、思う(笑)

 

だけど、1億円当たったら、もう次の年は当たらない気がする。

「だったら毎年1000円でもいいか!」

と思ってしまう自分がいる。

いつまでも、律儀な父が私のことを忘れないでいてくれるのなら、

その方が1億円よりずっと幸せな気がするから。

 

いや、待てよ・・・。

 

毎年100万円とかってのもありじゃないか?

1億円になるまで100年かかるぞ。

 

ねぇ、父さん、来年からは100万円でどうかな?(笑)