せっかくプラス気温の日がしばし続いた札幌なのに、
今日はまたマイナス気温。
寒い・・・。
さて、前回のブログで、
『Sapoが日本文学にはまってる』
と書いたのだけど、今日はその話。
鬼滅の刃にはまって以来、次々とアニメにはまっているSapo。
・僕のヒーローアカデミア
・呪術廻戦
などを経て、今は、
『文豪ストレイドッグス』
というアニメにはまっている。
ザクッと言うと、
『探偵社(正義の味方)』
『マフィア(悪い人)』
『その他の組織(とっても悪い人)』
との戦いってな感じ。
ただ、このアニメ、登場人物の名前のほとんどが、
いわゆる『文豪』と言われる人の名前になっている。
太宰治、国木田独歩、泉鏡花、江戸川乱歩などだ。
そして、必殺技はその文豪の代表作になっていたりもする。
例えば、
登場人物の名前:太宰治
太宰治の必殺技:人間失格
な感じだ。
それで、登場人物たちに興味を持ったSapoは、
登場人物に関係する小説を、次々と読むに至ったという次第。
全く凝り性なSapo(笑)
このアニメ、主人公は『中島敦』。
ちょっとネタバレになるけれど。
一話目は、『人を襲う虎』の話しだったのだけど、
その『虎』が『中島敦だった』というところから、話が展開していく。
中島が虎になった瞬間、
旦那さん、Sapo、私は、
「中島敦だから虎か!」
と思わず一緒に叫んでしまった。
ご存知の方もいらっしゃると思うけれど、
中島敦と言えば、人間が虎になるわけで。
(山月記という話です)
正直、私はSapoも一緒に叫んだことに驚いた。
旦那さんと私は、よく本を読む。
(人間失格は読んでないけど・・)
でも、Sapoは本を読まない。
活字はほとんど読まないと言ってよいほど読まない。
そのSapoが山月記を知っているとは。
Sapoは、そんな私の驚く顔を見てこう笑った。
「だてに文学やってたわけじゃない♪」
・・・そうだった。
Sapoは大学で、文学を専攻していたのだった。
家では全く本を読まないSapoだけど、
実はちゃんと文学をやっていたのだなぁ~。
と、ひそかに感心した。
子どもは親が思うよりしっかりしているのかも知れない。
さて、それから数日してからのことだった。
文豪ストレイドッグスに新しい人物が登場した。
『尾崎紅葉』だ。
これが遊女を思わせる艶やかな美女なのだ。
それを見たSapoは、こう言った。
「尾崎紅葉って本当にこんな美人だったのかなぁ」
・・・美人って・・・。
尾崎紅葉って男性だよね、Sapoちゃん・・・。
これ、文学以前に、小学校で習わなかったかなぁ・・・(笑)
ここまで書いて、
「そう言えば、前にもこんなことあったなぁ」
と思い出した。
『歴代の女性天皇』だ。
『歴代の女性天皇』の話を書いたブログはこちら
やっぱりSapoは変わらずSapoなのだなぁ。
写真は、『人間失格/太宰治』の『文豪ストレイドッグス コラボカバー』
買っちゃう人、いるんだよね~。
こういうの。
あっ、この本、もちろんSapoのです(笑)