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Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

discussion

2012-10-06 15:39:31 | daily life
久しぶりに大学時代の友達と話し、刺激的な意見をもらった。
そう思えるのは、率直に間違っていたら批判をしてくれるからなのと、
今という瞬間をとても大切にして頑張っているからだ。

アメリカに来ていいことに一つはみんなお互いを尊重しているということ、
人にはそれぞれ異なる考えがあり、自分を違う考えも大切にしようということ。
でもそうするとあまり批判的なフィードバックがが少ないように思える。
でも、大学で2年間半同じクラスだったせいか、
お互いに率直にそれは違うんじゃないとか、
それはこうでしょと言いあえる。そこが嬉しい。

そのおかげでずいぶん自分の考えが歪んでいるところも見つかった。
一つにはアメリカの大学院で勉強しているという自負が自分を傲慢にしていた。
また色々と余計なことまで考えすぎて、勉強に集中出来ていないこともそう。
そして話が実体験に基づいていなくて、誰かの話の押し売りになっていて、
話が空虚になっているなど(これは北大の建築でもよく言われた決まり文句)と。

また一番印象に残った言葉は「自分の純度を上げる」ということ。
これは僕がいつも人と違ったことをしていたいという風に僕が言った時に、
それが目的になっていると指摘されて気づいた。
僕の中では人と違っていたいというのが目的となっていたけど、
そうではなくて本当はもっと自然体の自分に近づくこと
(自分の純度を上げること)が目的だったのだ。
いつの間にか方法と目的が反対になっていたりしたことに気づいた。

改めて誰かしっかりとした理由で批判をしてくれる人がいるのは嬉しいと感じた。
僕たちはまだ何もしっかりとできていない、確たる信念というものからもほど遠い、まだ発展途上だ。
だからこそこれからしっかりと止まることなく成長していきたい。


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最低な自分

2012-10-06 00:28:08 | daily life
自分は最低だ、特に最近の自分は終わっている。

ただ何となく毎日をこなし、たいしたこともせずただ課題をこなしているだけだ。全くと言っていいほど、自分に挑戦しない。ベストを尽くさない。生活をエンジョイしない。そんな日々が続いている。僕にとってはあと7ヶ月しかないアメリカでの学生生活にも関わらず、ベストを尽くさない、限界を超えようとしない、本当に最低だ。

大学の方がつらかったけど、それがあったからか絶対にアメリカに行って勉強したい、そう思って必死に勉強していた。常に何かつまずくことがあっても立ち上がって前に向かっていた。そのときはアメリカに行けばもっと目指している自分になれる、そう信じて疑わなかった。それがこんなにかっこ悪いとは全く想像してもいなかった。現状に満足し、努力することをやめ、そして自分を小さな世界に縛り付けている。大学のときはもっと自分がかっこいいと信じていた。

今日、久しぶりにクラスメートのブラジルの友達、アナとゆっくりと話す機会に恵まれた。本当に一年ぶりに校内のスタバで偶然出会った。この前は一年前にもう一つのスタバで話していた。お互い外国からきたこともあって、アメリカの文化や生活習慣について率直な意見を言える。彼女は建築と都市計画のダブルディグリーで、たくさんの課題をこなしているせいか疲れ気味だった。当初は3年かけてとる単位を2年で終わらせようとしている上に、週に20時間のTAもやっている。本当に一年前とはファッションもそうだけど、考え方も変わってきたように思える。すごいいろんな意味で大人になった。彼女も今年の夏にブラジルに帰ったときに、みんなからそう言われたって言っていた。じゃあ僕はどうなのか、この一年で変わっただろうか。僕にはそうは思えない、残念ながら。きっとこれも意識の差であり、日々の行動の差だろうと思う。僕はこれからの7ヶ月で成長していかないと。

どうやったら今の腐りきった自分を変えていけるだろう。一気に遠くに飛躍することはできないから、ゴールはしっかり見極めつつも、一歩一歩進んでいこう。これが今考えた3つのやるべきこと。
1、すべてを120%でやろう。
2、もっと世界とつながっていよう。
3、周りの人たちにいいインパクトを。
まず現実的にすべて(勉強も、遊びも、進路のことも)を120%でやることは不可能だ。でも常に全力以上のものを出し切っていきたい、たった一度しかない今を後からみて公開したくない。
そしてもっと世界とつながっていたいと思うのは、今はシンシナティというアメリカ中西部の都市にいて、生活のほとんどがキャンパスで足りてしまう。自分は大学院2年ということもあり、ほかの学生から受ける刺激というのが次第に少なくなっている。なのでもっと自分をニュースや、ネットから得られる世界の情勢に対して敏感になっていこう。その時にただ知識を得るのではなくて、自分がそのことがおこったときにどう対処していくか、もっと自分に引きつけて考え、できるときがあれば行動しよう。
最後に周りの人に影響を与えるは、どんなに大きなことを想像していてもまずは自分の身近から変えていかなければ行けない訳だし、また今までに多くの人からお世話になったので自分が小さいかもしれないけど、社会に還元していきたいから。

もしこれができなかったらまるで僕は羽が付いているのに飛べないチョウチョのようになってしまう。しっかりと羽を動かして、大空に羽ばたいていこう。





コメント (2)
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TEDxCincinnati

2012-10-05 01:42:20 | daily life
シンシナティで始めてTEDxを見ることができた。
場所も25ドルで、場所もダウンタウンにあったから来ていた人たちのほとんどはビジネスマンのようなだった。
TEDxというのは、多くの人が勘違いしているかもしれないけど、TEDxが街や、大学に来るって言うよりは、
TEDx宛にTEDxを組織したいですと、お願いすることで承認をもらえたら基本的に誰でも組織出来るのだ。
ただTEDxの主宰するConferenceなどに出ていないと招待出来る人たちが100人と制限がつくってこと。



だから主催者であるJamiもシンシナティ在住の方で、近くの住んでいるらしい。
ちなみに今回のテーマは“Every Citizen a Diplomat”、なので基本的には多くの海外の経験が出てきた。
今日のTEDxCincinnatiはJamiによる簡単な挨拶から始まって、それぞれのゲストスピーカの話が始まった。
まずは中国の語学学校に短期留学したCarlo,
次にNYからアフリカに飛んでドキュメンタリーの仕事をしているJenny M. Buccos。
彼女の写真はたくさんのアフリカの人たちが出てきて、きれいに撮れているだけでなく、
まるで何かを僕たちに語りかけるようなメッセージ性に溢れていて、彼女の話はとても説得力がある。



次にはアフリカ人からなるBi-Okoto Dance & Drum Theaterはアフリカ特有というリズムと切れのいいダンスで、
会場が一帯となり、拍手が止まらなかった。まるでTEDxということを忘れて一連の芸術を見ているような感覚になった。
そして今回の一番の見所だと思ったBob Herring、彼は幼稚園から”グローバル教育”というのを取り入れて、
中国語やスペイン語を学習させたり、世界の地理を教えることで子供たちがGlobal Citizen の一員になれるように、
熱心に教育している。またとても複雑に絡み合ったイスラムの歴史についてもオープンにディスカッションしているそう。
僕もこういうところで教育をうけたら、今よりももっと世界に対して寛容になってたんだろうなぁ。
これで終わりかと思った、そのぐらい会場はスタンドオベーションで盛り上がっていた。



しかし本当のとりは、実は地元のベトナムレストランの店長、David Leだった。
そのレストランには友達と何回か行っており、店長も知っていたから驚きだ。
その人はベトナム系アメリカ人(ベトナム人の両親をもつアメリカ生まれ)だ。
その人こそGlobal Citizenに相応しいような、アメリカで両親が葛藤の中で生きているのを目の当たりにし、
そして自分自身も色々と人種のことで悩みを抱えていたりする。
その一言一言は中国で生まれたけど、日本で育った僕にも共通する所があり、とても共感出来た。
28歳までは博士課程で、会社勤めであり、世間からは成功しているように思われてたようだが、
突然仕事を辞め、当時付き合っていた彼女とも突然別れ、ベトナム料理屋を始めたそうだ。
なかなか最初はうまく行かなく(当然だけど)、途中からようやく波に乗り始めたらしい。
そうして今は数件の店を持つようになって、きれいな奥さんと結婚し、子供もできたようだ。
Davidが言っていたのはLife is Journey & We should enjoy itだった、確かに。
ぜんぜん何かの専門家でも、何かとてつもないものを成し遂げた人でもない彼の話が一番僕にぐっときた。

TEDxCincinnatiは3時間で一日きり、それを準備するのにJamiが言うには一年ほど掛かったそう。
まったく一般の観客には予想もつかないがそれほど頑張ったからこれほど感動を与えられるんだろうな。
僕ももっとGlobal Citizenの一員に慣れるように、頑張っていきたい。

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Stay Hungry, Stay Positive

2012-10-03 02:21:17 | daily life
アメリカ生活の2年目に入りました、って久しぶりに自覚した。
もう今の環境に慣れすぎてしまって、新しくてワクワクするものがなかなか見つからない。
残念ながら語学のまだまだ時間がかかりそうだけど、大体あと2年ぐらいは。
みんなは環境に慣れてしまったときはどうしますか?

僕はずっと何か面白いことを考えます。
何かやりたいことないかなって、もちろん勉強はしっかりやった後での話。
常に何か面白くないと感じる自分のレンズを取り替えてみる、
そうするとまだまだこの大学院生活でやってみたいことが思いつく。
そして僕はぜひ大学院でやっておきたい10のリストをつくった。
どれも漠然としているのでエクセルでできるだけ、具体的なタスクになるように分け、
それを達成するまでの期間も表にいれたら一気に現実味を増してきた。
やっぱりこれだからハングリー精神は重要なんだね。

あと以前応募していた、(ブログで紹介したか覚えてないけど)TEDxCity2.0のイベントに
見事落選していた。TEDxCity2.0はかなりユニークなプロジェクトなので、特に都市計画を
選考している人はGoogleで調べてみて。
そのメールの文章はこんな感じだった。

Hi Yasu,

Thank you for your application to host a TEDx event. After speaking with Jami and yourself,
 we feel that this event would not be the right fit for the platform and that before you set about
hosting an event you should get some practical organizing experience on another team.

I encourage you to attend other TEDx events in your area and to collaborate with them
 in order to get an understanding of what the TEDx platform is about and the work involved in setting up a successful event.
I believe you have already met with Jami (TEDxCincinnati, copied)
 and would encourage you to reach out to her about opportunities to participate in her or other local events.

All the best,

Will

--
PLEASE NOTE: Your license is not approved until you receive an official license approval email. This will be titled: TEDx(name)
-- APPLICATION APPROVED -- city name.

--
TEDx Applications Team | TED Conferences, LLC
250 Hudson Street, Suite 1002 | New York, NY 10013 | ted.com

まあ、そういうこともあるし、塞翁が馬だからこれからいいことが起るはず。
やっぱりこれだからポジィティブ精神も大事。

なので、僕の場合はStay Hungry, Stay Positive.
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