“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

東電、テレビ会議映像公開 福島-東京

2012年08月08日 15時00分00秒 | 臼蔵の呟き
事故調査に必要な記録をもっと早く出せなかったのかが問われています。東京電力は福島第一原発事故の責任、自らの果たさなければならない責任を自覚していません。今回の記録開示も経済産業大臣に強く指導されて「いやいや」提出したと報道しています。立地自治体、住民は生活を破壊され、プライアシーなどは守られていませんが、自らの身内のプライバシーは守りたいとして、音声、画像の修正、編集を行っています。東京電力経営者の経営感覚、自己責任は本当に常識とかけ離れています。東京電力の非常識は世間の常識、東京電力の常識は世間の非常識であることをよく表しています。

<東電、テレビ会議映像公開 福島-東京、緊迫のやりとり>

 東京電力は6日、福島第1原発事故直後に録画した社内テレビ会議映像を東京・内幸町の本店と福島市内で報道関係者に公開した。昨年3月14日午前11時すぎに3号機が水素爆発し、吉田昌郎所長(当時)が「本店! 本店! 大変です! 3号機、爆発が起こりました」と報告するなど緊迫したやりとりが収められている。

 映像は(1)昨年3月11日午後6時半ごろから16日午前0時すぎまでの101時間35分(音声なし)(2)12日午後11時から15日午前0時すぎまでの49時間7分(音声あり)-の2種類。本店と福島第1、第2、柏崎刈羽の計3原発やオフサイトセンター(福島県大熊町)の様子が分割画面を通じて確認できる。
 1号機が爆発した3月12日午後3時36分ごろの映像(音声なし)では、免震重要棟に詰めた作業員が爆発の揺れで一斉に天井を見上げる模様が収録されている。
 3号機の爆発直後、吉田所長は「現場は退避してください。なるべく固まって安否確認して。なるべく早く引き上げて」と作業員に退避を促した。
 15日早朝は菅直人首相(当時)が東電本店に乗り込み、約10分間、対策室で指示を出す後ろ姿が映っている。その後、別室で勝俣恒久会長(同)や清水正孝社長(同)と話し込んだ。一連の場面は音声がなく、東電は「記録装置の容量が足りず、記録できなかった」と説明している。
 東電は役員や吉田所長ら責任者以外の社員らについて、顔にぼかしを入れて氏名を伏せる編集を加えた。視聴する記者には録画、録音を認めず、指示に従わない場合は視聴を認めない考えを示唆した。
 東電は社員のプライバシー保護を理由に映像を非公開にしてきたが、「社会的要請と関心が高く、新しい経営陣としての判断」(広報部)として公開に踏み切った。報道関係者には9月7日まで公開される。インターネットのホームページでは約1時間半のダイジェスト版を公開している。
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福島・浪江町長「原発は原爆だ」

2012年08月08日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き
 原水爆禁止大会でスピーチ
浪江町長が参加して、発言しました。原爆と原発は同根であるとの認識を表明しました。福島第一原発立地自治体、警戒区域は1年半たっても帰還が許されず、住民は避難、仮設住宅の生活を余儀なくされています。昨日は東京電力が11年3月11日以降の数日間の録画記録を編集して、公表しました。事故の原因究明、再発防止策にとっても重要な事実、記録を1年半たっても明らかにしない東京電力経営者に怒りの声が上がっています。本当に彼らに原子力発電所稼動の能力、責任感はあるのでしょうか?疑わざるを得ません。

避難地域自治体、住民にとってはまったく将来の見通しが立たない状況が続いています。誰か、他の地域の犠牲の上に成り立つ、電力供給、経済成長などが永続的に続くはずがないと思います。再生可能エネルギーの開発、増加に向けた取り組みを急ぎ、強化すべきです。

<福島・浪江町長「原発は原爆だ」 原水爆禁止大会でスピーチ>

 福島第1原発事故で避難区域に指定された福島県浪江町の馬場有町長が6日、広島市で開かれた原水爆禁止世界大会の広島大会最終日に出席し、スピーチで「われわれの生活を破壊した原発は原爆だ」と話した。主催者の原水爆禁止日本協議会によると、原発事故の被災自治体の首長が大会に参加するのは初めて。
 馬場町長は「事故から515日たった今も放射能との戦いは続き、町民は離散して生活している。私たちは幸せになることが許されないのか。再生可能エネルギーの普及について知恵を出し合うべきだ」と述べた。
 「広島の皆さまと連携し、長く厳しい道のりを歩む所存だ」と宣言し、約7200人の参加者から拍手が送られた。福島県双葉郡から中通り地方に避難している高校3年の南原怜奈さん(17)、清水美沙さん(17)も舞台に上がり「私たちの未来に核兵器や原発は要らない」と訴えた。
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米が値上り中

2012年08月08日 06時00分12秒 | 蜂助の呟き



ウチの自慢の花です。

コモンマロウ
有名なハーブです。花びらを天日干しにして、ハーブティーにして飲みます。ブルーの綺麗な色ですが、あら不思議、これにレモンの輪切りを入れると綺麗なピンク色に早変わり。
日本名を、ウスベニアオイと言います。きれいな名前ですね。

ところで、

米の価格が上がってきています。昨年は、今頃の時期に消費者が買いだめをしました。2011年産の米は放射性物質に汚染されていると思っての行動です。その結果、新米が出ても売れずに、農家だけでなく多くの方が苦労をしました。

今年は、状況は別です。米の在庫がないのです。スーパーでもほとんど特売なんかできません。九州や四国などの早場米が出始めましたが、かなりの高値となっています。

【日本農業新聞 の記事です】
 2012年産早期米の販売が、首都圏や関西の小売店で始まった。主力産地の宮崎「コシヒカリ」は、中心価格帯が前年の2割高の5キロ2380~2680円。11年産の品薄感から新米に対する卸の引き合いが強く、相対取引基準価格が上がったことを反映した。値上げで始まった新米商戦。「消費者が受け入れてくれるのか」(関西の卸)。普通期米への影響もあるだけに注目を集めている。

 早期米の品質を米卸は「若干乳白粒が見られるが、現時点では想定より良い」と評価する。
 JA宮崎経済連は12年産「コシヒカリ」の60キロ当たりの相対取引基準価格を、前年産を4100円(24%)上回る2万1000円(1等・大阪着・裸)でスタート。JA全農こうちも「南国そだち」を同3300円(23%)高の1万7800円(同)に設定した。

 小売りへの卸の納入価格も上がり、店頭価格を前年より引き上げる小売店が相次ぐ。

 京阪百貨店(大阪市都島区)は高知「南国そだち」を5キロ2480円で販売。関東の卸は、納入価格からみた小売価格を「(宮崎コシヒカリの場合)5キロ2580~2680円が妥当な水準」と見積もる。

 上げ幅を圧縮したり、1袋の重量を減らしたりするスーパーもある。

 「いなげや」(東京都立川市)は、7月31日から宮崎「コシヒカリ」を5キロ2380円で売り出した。同1980~2080円だった前年と比べ14~20%の値上げに抑えた。袋詰めを4キロに減らして値上がり感を薄める「工夫」も広がる。

 関東の卸は「前年より(小売りに)納品する量は少ない」と小売店の手当てが鈍いと説明。ただ新米が本格的に出回る今週末以降に向け、早期米を品ぞろえしたいという要望が増えてくる。「普通期米の小売価格は早期米と同様、いったん前年比2割高の水準でスタートして様子見をするのでは」と予測する。

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