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日本、国のありようをどのようにしたいのかが問われています。その場しのぎの経済対策です。日本の食糧自給率をどうするのでしょうか。また、自給率を高める策は、まったく示されていません。大手企業の利益、進出のためだけの対策に終始しています。その大手企業は大リストラを繰り返しています。
また、アメリカ政権、アメリカ大手企業の要求に沿った、卑屈な姿勢に終始しています。これで将来の日本経済、社会基盤はどうなるのかをまともに検討もしていません。医療分野、保険分野の開放は低所得者の生活を破壊し、いっそうの貧困を増加させます。その影響で中間層も減少、相対的収入低下に見舞われ、日本の貧困化、格差拡大は矛盾を激化させます。本当に無責任であり、政治家としての倫理観のなさにはあきれるばかりです。
<TPPで貿易拡大―首相 安倍氏慎重、ネット番組>
野田佳彦首相(民主党代表)は29日夜、インターネット動画中継サイト「ニコニコ動画」での各党討論会で、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に重ねて意欲を示した。「農業などを守るとの課題を乗り越えられれば交渉参加の道が開けるかもしれない。TPPに参加すれば貿易は拡大する」と述べた。自民党の安倍晋三総裁は「聖域なき関税撤廃を前提条件とする限り、参加には反対だ」と慎重論を唱えた。
首相は2030年代の原発ゼロを目指すと強調。安倍氏は「原子力政策を推進した結果、廉価で安定的な電力を得て高度経済成長を果たした」と主張した。
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