太田缶詰工場 / 大分市佐賀関 (訪問:2007年4月14日)
詳細ホームページで、名前をクリックしてね。
昨日「舞子浜温泉センター」を後にし、あまりの良い天気でついつい は温泉のない海方向へ
以前からここの建物をじかに拝見したいと、アクセスは頭に叩き込んでいたが、実際に行ってみると港町の特徴なのか?道幅が狭く一方通行もあって道に迷ってしまい、工場をぐるっと一周してやっと到着
工場の看板先にHPなどでは見た事のある富士山の屋根と蘇鉄が目に飛び込むと同時に喜び倍増 1階の事務所で「ご免下さい」と挨拶をすると、ぶらっと1人で立ち寄ったミィーになんと、ご主人が館内を親切丁寧に案内してくださったのである。 なんて優しい人なんでしょう!
まずは、工場の紹介から、佐賀関といえば、関あじ・関さばが特に有名ですがこんな逸品もあるよ~、ミィーも一度は食べてみたい、あこがれの高級缶詰!「さざえの味付缶詰」を作っています。
創業弘化3年(1846) 佐賀関で採れる海産物を使用した、水産加工工場として始まり、明治23年から、さざえなど魚介類の缶詰製造を開始。先代より受け継いだ味を守り続けているこだわりの逸品を製造しています。
今だ未食なり 1缶/4,200円(税込み)内容量240g
それでは、御主人が案内して下さった建物へご案内です。
玄関屋根の富士山
↑主屋玄関屋根にはトレードマークの富士山 2階応接室の天井にはぼたんの鏝絵
明治28年建築の木造瓦葺きの「疑洋風建築」の主屋は、内部の内装クロス等若干改修をしているが、ほぼ当時のままの佇まいが残されています。平成11年に国の登録有形文化財に登録されています。
《太平洋博覧会出品銀賞貝釦標本》A 《大正博覧会金牌》B
当時、着物から洋服へ移行する時代には、貝殻を利用した貝ボタンの製造も始め、海外にも輸出をしていたそうです。
写真AのABCはボタンの穴の数、数字は大きさだそうです。
写真Bには、日本缶詰界の最優秀内容豊富新鮮美味と書かれています。
《さざえの貝殻から釦への製作工程》
こちらも貴重な資料を拝見させていただきました。
続いて、1階へ母屋案内していただきました。
《母屋:手前にもう一部屋あり》
築百年の座敷は、現在は「御食事処 関蔵」の客室として使用。関アジ関サバをはじめアワビ、サザエなど佐賀関で獲れた新鮮上質な魚介類を使ったコース料理が昼・夜、原則2組の完全予約制。リピーターが多いそうだ。いや~絶対行ってみたいと思った のだ。
最後に石倉です。
《石倉の壁》 《道の駅さがのせき~瀬戸内海、奥には国東半島が見える》
石で作られた倉庫は非常に珍しいそうで、当時は臼杵から何日もかけて運ばれたそうです。昔の道路事情からすれば大変な労力とお金がかかったことか・・・
いや~本日飛込みでの訪問にも関わらず、ご主人のやさしいご案内本当にありがとうございます。次回までにはお金を貯めてまずはランチでもと思った本日の午後の一時でした。
【住所】大分市佐賀関大字白木332 【電話】097-575-0001
温泉と全く関係がないことはないのでした。今回春のオンパク(別府八湯温泉泊覧会)のプログラムでも”旧別府湾から佐賀関・太田缶詰へのクルーズ旅〔5/27〕”で連携しているのです。詳細はオンパクをクリックしてね。
楠港→クルーズ→佐賀関→太田缶詰・料亭でランチ→佐賀関港→クルーズ→楠港→解散 6間半 8,000円
あなたなら どうする