写真はJR三重町駅の駅舎横にある「山頭火の句」
「旅の人々が汽車の見えなくなるまでも」
GWというのに渋滞の嫌いなミィーはず~と風呂に行けていない、連休前半最後も子供の部活の練習試合の送りで三重町までやって来たのだ。
せっかくここまで来たからはには何か収穫を得なければならないが、時刻はAM8時過ぎ、取合えずJR三重町前の観光協会で地図を入手し、山頭火が入った「上の風呂屋」跡に行って見ることにした。
「上の風呂屋」跡
昭和5年11月4日 JR日豊本線「重岡駅」~三国峠を越え三重町に着い山頭火は、ここ三重町の宿『梅木屋』に二泊した。サービスは中の上との評価、宿泊代参拾銭也
宿の近くに「市場通り商店街」があり、一番外れの路地奥に山頭火が入湯し水質の良さを絶賛した「上の風呂屋」跡がある。この一帯の良質な泉水を利用し銭湯が昭和51年頃まで営まれた。「上の風呂屋」は取り壊されたが、風呂屋跡の井戸からは今でも写真のようにこんこんと水が湧いている。地名も泉町である。
次に向かったのは、「市場通り」を東に行き、JR三重町駅前の郵便局横の狭い道奥にある「下の風呂屋」である。本日時間前につき外観のみの見学であるが、この佇まいからして、次回は是非とも入湯したいものである。
「下の風呂屋」 = 屋号は「三重温泉」である。
先日確認したところ午後3時からの営業(定休:水・日)だそうだ。沸かし湯らしいが、なかなか良い雰囲気である。 次回までの宿題ができてしまった・・・・