私の中国投資・出張・旅行日記

約30前に香港より当時広州への航空便が難しく、汽車にて中国本土広東省広州に入国し、光景にビックりしたのが始まりです。

上海南京路歩行者天国

2013-06-18 22:43:06 | 中国旅・旅行・出張

上海南京路歩行者天国

上海南京路-211    写真は10数年前の南京路歩行者天国の光景です。人民広場近くの南京西路から東の入口迄の歩行専用路を写したものです。季節は秋の終わり頃で有料の乗り物が南京西路を行来していました。一枚の写真は西路より東を写し、その東路は黄浦江沿いの外灘(バンド 海岸通り)に通ずる道路迄です。十数年前はまだ自転車も多く道路は自動車で混雑する事も少なかったです。今では南京東路は自動車で一杯です。

上海は有名な地域の為日本人も多く訪れ馴染みのある方も多いと思います。上海には旧日本租界(上海北部の虹口地区 魯迅公園あり)と呼ばれる地区があります。上海市は中国政府の直轄市で人口も多く常住人口は2400万人を超えると言われています。上海人の構成は南の江蘇省と北の浙江省からの移民が多いそうですし、商売関係には広東省の人間も多いです。上海人の姓名は張、王、朱、沈等の姓が多いようです。上海人は利にたけ我々日本人は騙される事が多く、私も最初上海を訪問する時はその様な名前の人には気を付けるように忠告されました。上海語は方言ですが私には会話が早く巻き舌に聞こえます。中国では人口問題で戸籍の移動は大変難しく上海・北京では中国では最も厳しい政策がとられ、大都市の戸籍を持つ人は多くの特権があります。過ってはマンションを建設しても売れず市内でマンションを買えば市民権を与えるとか、三峡ダムの建設立ち退き者には移民として受け入れたという経緯があるそうです。租界に関わる外灘(バンド 海岸通り)は観光資源とし残されていますが日本の租界と言われた地域には特にその面影はありません。          

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瀋陽機関車博物館

2013-05-01 10:50:36 | 中国旅・旅行・出張

瀋陽機関車博物館

瀋陽蒸気機関車博物館-210    満州国設立時の有名なアジア号に関する博物館があると言う元研修生の案内にて2002年の夏に当地を訪れました。その当時日本での報道で博物館に対し、日本の有志が多額の寄付をしたという記事を読んでいたので如何な所かと研修生の勧めもあり博物館に行きました。其の当時は近隣でもその所在がわからず、交通の便がなく取り敢えず瀋陽市内よりタクシーにて途中で尋ねながら出かけました。そこは蘇家屯という村のような所で人家もまばらな場所にあり、博物館らしき建物もなく、田舎の操車場的な場所に野ざらしの状態で写真の機関車が並べてありました。勿論管理人もおらずアジア号らしき機関車もなく其の当時は管理建物もありませんでした。少なからず期待を持って長時間かけ辿り着いたのですが大変失望した事が思い出されます。博物館といえば普段日本で想像する状況ではなく、放置された大きな鉄の錆びた塊のような状態でした。放置された機関車に搭乗する事も自由で記念に乗車し写真を写しました。

現在は博物館と称する建物もあり、色々な機関車が展示され、その中には博物館建設費用を援助した日本人達のプレートが据えられているそうです。

追伸:当時はフイルムによる写真のためスキャンしたものでサイズが少し異なります写真研修生は当ブログNo.173に記載した人物です。       

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店舗色々‐2

2013-03-13 10:57:54 | 中国旅・旅行・出張

店舗色々‐2

店舗色々 2-209         過去に写した店舗写真を掲載しました。ブログNo.208に掲載感想を書きましたが、店舗新築・改装に際し日本と大きく違う事は施主が施行者に日本では一般的に一括設計・施工をお願いする事が大多数です。しかし、中国では最近までその様な方式で発注する事が少ないのです。施行に際し図面を描く事も少なく大工・左官・電気工事・その他等を別々の業者に発注し施行の順序が決められなくチグハグな工事がなされます。それ故、完工した工事仕上げ内容が良くありません。最近まで百貨店の地階にそのような工具・部品等が色々売られていました。最初にその売り場を見た時は誰が購入するのか奇異に感じました。中国人の他人を余り基本的には信用しない気質・習慣により発注者が部品を購入し、工事業者に取り付け工事をお願いするのだそうです。色々中国人と接しその習慣風土等を考えるとそれが理解できるように思えます。最近日本に住む知人の中国人が住宅の改装をするに際し、私が何時もお願いしている業者に発注依頼の連絡あったそうです。後日其の業者が話をするには大工工事はA社、畳工事はB社、床工事はC社、クロス業者はD社等色々な工事をインターネット等で比較し工事が進まず工事をうけ大変だったといっていました。後日談ですが私に工事の内容を相談する事を中国人が嫌ったということです。私は予てより中国人の気質・状況を見て話をしているので、知人の業者(中国には何回となく同伴し、この中国人とは過去に上海にて紹介)も承知をしていたと思いますが、日本的に安易に考えたのでしょう。私に相談があれば中国人の気質を考え受注は慎重にと忠告したと思います。          

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市内新旧店舗

2013-03-01 16:11:41 | 中国旅・旅行・出張

市内新旧店舗

広州市内店舗色々 1-208     写真は旧市内の店舗の新旧です。昔ながらの店舗・改装した店舗等で真新しい店舗は日本とは変わらない店装で仕上げてられています。広州は年間を通じ温暖な地方のため、一昔前は店の入り口が開放されていなければお客さんは入らないという諺があり信じられていました。それ故、旧市街住宅地に隣接する繁華街の古い商店は入口が開放された店舗が軒を並べます。旧市内の店舗建物は4・5階建てにて1階が店舗となり2階から上は住宅で住宅部分は4~5メタ-通路にせり出し、そのセリでた部分の下が通路になっています。一般的に知られる北京路・南京路はその限りではありません。しかし、最近は空調施設が充実し扉を付ける店が増えたようです。大都市は発展が目覚ましく、新旧混在し新しい店は大変現代的です。古くからある商店街は道幅も狭く街路樹が茂り人口が密集し大変混雑をしております。最近は自動車にて行動する為、富裕層はその様な場所には出かけにくいです。それ故、郊外に広がり街は大変大きくなり、道幅も広く新店がオープンし自動車にて行動するにはそのような場所に出かける機会が多いです。勿論新店舗は扉も付き大変立派な内装です。      

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柳条湖事件-2

2012-09-28 14:52:40 | 中国旅・旅行・出張

柳条湖事件-2

満州事変(柳条湖事件)-206       最近の中国での反日デモ状況に就いて報道機関を通じ観て感じるのは、私も長く中国を訪問してきましたがもうあまり中国を訪問したくないなあという感じです。本日掲載した写真は2000年に瀋陽を訪問した時に写したものです。当時瀋陽にて天然素材、発砲スチロールに細工を施し工芸品を欧州に多く輸出して成功している企業がありました。其の企業から中国では発砲スチロールの原料が少なく、瀋陽では保管する施設もなく、日本から技術を得て製造したいとの意向と要望で訪問しました。其の当時日本では当時の発砲スチロールのプラントは公害発生源で、日本では設備破棄途中のためいずれ中国でも駄目との大手商社大連駐在員の進言で中止をしました。写真は其の時に写したものです。企業は大変成功し多くの民芸品を制作しており芯に使用する発砲スチロール以外は天然素材を使用しておりました。自宅は此の頃は未だ少ないメゾネットタイプの高級マンションに住み、其処に仕事仲間と共に招待された写真です。此の当時は瀋陽には直接飛行機便がなく大連より汽車にて瀋陽に入りました。風景写真は当時の瀋陽中心街です。

当時は中国も今日のようではなく発展途上で反日を旗印に各地に反日施設を造っていました。旧満州地方には多くの施設があり、写真の歴史資料館もその一つです。其の当時資料館は大きな建物でしたが見学者は一人も居なかった記憶があります。地元の人の説明では市民は興味が無いと其の当時は言っていました。近年経済も発展し格差が大きくなり問題が発生しているのを感じます。今回反日デモについて瀋陽・広州に電話にて尋ねたところ、瀋陽では日式レストランには暫くの休業を公安が勧めているそうです。広州では暫く訪中しない方が賢明との事です。この様な申し出は今回が初めてです。         

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