街の化粧直し 
上海万博後アジア競技大会が11/12/2010から広東広州で開催されるため、街をあげて主道路に面する建物の改修がなされて街の化粧直しをしております。広州紗面島もしかりです。この花屋さんのある建物も改修中で、建物の前の道路も幹線道路です。写真には道路の手すりが見えますがこの建物は道路より下がっており、窓の位置が道路の高さに等しくて其の窓を開けそこに仮設の橋を架け常時営業をしています。この建物（アパート）は道路に一番近くに位置し都合が良いようです。この建物も改修をしていますがそのまま営業を続けるのでしょうか。改修済みの白い建物はこの店と並びにありますが道路から離れ少し下に見えるのが分かるでしょう。改修が済めば店舗は閉めるのでしょうか友人に問えばその様な事は無いでしょうと答えました。すこし不思議ですね。 
http://www.justmystage.com/home/avail 吉匠苑
広州南駅 
武広高速鉄道（現地の呼称）は全国に張り巡らす高速鉄道網の計画の主要幹線の一つです。在来線は一般的には日本に比べ速度が遅く、貨物車はより一段遅くそれが混在する為より平均速度が上がらない。その為時間表作成に支障をきたすようです。在来線には良く乗りますが少し日本に比べれば遅いようです。トイレに入れば下の路線が見える程です。この路線は広東北部、湖南南部の各市に停まり、武漢と広東間の人・物の流れを活性化する事に貢献すると考えられています。広東には在来鉄道路線の関係で湖南省・湖北省・河南省等の出身者が多く居られるようです。この地域から何十時間も要して広州に出てくるようです。先日もあるマッサージ店で河南省から300元を持参し、片道切符で当てもなく働きに来たと言う若い女性がいました。郷里には仕事が無く貧しくて学校を止めたそうです。本当なら今の日本ではあまり考えられない事です。写真は広州南駅の駅舎内部待合スペースです。待合室の壁の向こうがホームです。駅舎は大きなドームのような構造で乗客も少ないような感じです。駅前は写真の如く殆んど只今工事中です。
http://www.justmystage.com/home/avail 吉匠苑の館
中国高速鉄道 広州－武漢高速鉄道が昨年12月開通。広東広州駅は広州南駅とされ広州郊外に位置します。これから市中心部へは延伸されるとの事です。日本の知人が高速鉄道の様子を写真に写してきて欲しいと求められ、市中心部より1時間程度車にて走り到着しました。駅前は未完成で工事をしておりました。ホームに入る時間が無くホーム外より出発間際の車両を写す事が出来ました。行程全長1096キロ最高速度350キロ、川崎重工（日本）が技術供与した新幹線に似たCRH2型、ドイツが技術供与したCRH3型があります。CRH3型は試運転を経て3月には運行中でした。駅舎は写真の如く鉄筋構造のアーチ型駅舎遠くから見ると空港のような感じでした。乗車賃も高く武漢広州間は１等780元、2等は490元だそうです。一般の武漢広州間は聞くところに依ると約5倍時間を要し運賃は1/5との事です。案内をして頂いた友人はこのCRH2型が日本製という事知りませんでした。私が日本製らしいですよと言うと驚いていました。
広州紗面島 
島の中には多くの西洋建築とモニュメントが残っています。紗面島の建築物群は1996年に中国全国重点文物保護単位というものに指定されているそうです。島の中の風景等は一部Googleマップにも掲載されています。前回の当ブログNo.157では東西に横切る紗面大街の風景を写したものですが、この大街を挟み西部がイギリス、東部がフランスと分けられていたそうです。この島には二本の橋のみが架けられていたそうですが、現在は他にもあります。この島中の建築物その他の造作物が現在大規模に修復されています。写真のようなモニュメントがいたる処に在りその一部を写した写真です。背景に写るブルーシートは改修中の建築物を覆ったシートです。モニュメント際に盛られた袋等は建築資材が一過的に置かれたものです。この地域は当地の新婚さんの結婚式用の写真撮影が大変盛んです。中国では結婚式用の写真は一般的には事前に写します。次回その模様を掲載したく思います。 
http://www.obea.or.jp/avail
