張氏府本館 
No.188にて軍閥張氏府入口の写真を掲載しましたが3枚の写真は本館外観、本館へ観光客列、内部執務室を写したものです。大変整備され綺麗に管理されております。内部には張学良の功績を称え遺品・写真による説明がなされております。張学良は張作霖死後奉天軍閥を把握し中国共産党を攻撃したが士気に勝る共産党軍に敗れ、1935年11月末共産党軍と抗日共闘に同調した事により事件となりました。蒋介石にその西安事件の罪で反逆罪に問われ国民政府が中国共産党との内戦に敗れ台湾に逃れた際、張学良も台湾に移され50年以上も軟禁された後アメリカに移住し、そのまま2001年に100歳の生涯を終えました。この西安事件により中国共産党と抗日共闘を訴え、極秘に周恩来とも会見し両軍は停戦した事等により中国共産党では大将軍として遇し入口の像には位が刻まれています。又、周恩来との会談の様子も展示されています。 
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張氏師府 
師府は瀋陽市内瀋陽故宮（当ブログNo.14、39、81）の南、満州事変発端地九・一八歴史記念館（No.37）南西方向に位置します。遼寧省博物館も近くにあります。張作林・張学良親子の官邸兼私邸で皆様ご存知の如く其の当時東北地方最大の軍閥でした。1947年に建てられた建築物だそうで、1928年張作林が爆殺されてから張学良が受け継いだものです。敷地面積は大変大きく中国の伝統的な建築様式を用いた三進四合院造りの中院、欧風のモダンな大清楼等が立ち並びます。満州事変後建てられたものも在り、何れの建築物も創建当時のまま残されています。過っては立ち入ることも出来ず、張学良も外国に亡命しその地で死亡したそうです。最近は邸内も整備され拝観料を取り一般に公開しております。内部では数奇な運命を辿った張学良の生涯を紹介しております。張作林の夫人の居室前には日本文で書かれた紹介文があります。 
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瀋陽春節焼失ホテル 
当ブログNo.173、174に記載しました瀋陽一番と称するホテルが2/3春節の晩から翌日朝８時頃にかけ焼失したそうです。NHKのニユース番組でも放映されていました。春節での花火が原因だそうです。放映された映像を見て、もしかと思い現地に問い合わせたところ過日宿泊したホテルで、20数階もある白金5星の瀋陽人が誇る立派なホテルでした。宿泊時ホテルの裏側は高級住宅地として開発されているのに感心し写した写真を掲載しますが、現地の元研修生からの情報では此の住宅地での春節を祝う花火から引火したと伝えています。ホテル前の道は“ 本渓 ”に通じる道でこの本渓は世界でも有数の大洞窟で満州国時代に日本人が発見したと現地では言われています。私も過ってこの地を訪れた事があり、当ブログNo.35~38に記載しております。昔は市内から大変遠い山深い処でしたが現在は隧道を掘り近くなっています。現地では石炭の粉で饅頭（豆炭）の様な物を日本人は作っていたと再度書きますが、訪問時まで作業場跡は残っていたようです。掲載写真はホテルの過っての雄姿・ロビーそして住宅街です。 
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