外国人租界地-1 紗面島は広東省広州市にある租界地です。過っての租界地としては上海の外灘付近が有名ですが広州にもあります。紗面島は昔は陸続きであった地域ですが、広州を流れる珠江に運河を設け川に囲まれた人工島です。1857年に清と英仏連合との間で起きたアロー戦争を経て、島の西部がイギリス、東部がフランスの租界地にされ人工的に運河を設けられ島にした地域です。私が過ってこの地を訪れた時期は島に架かった橋は封鎖され、監視人が常駐し入る事は出来ませんでした。今日では写真の如く市民の憩いの場・学校、或いは観光地とされています。今回写真を写しに出かけたのは、今年11月12日より広州にてアジア陸上競技大会が催される為、市内は勿論この紗面も観光地として大整備がなされています。上海万博の次は広州でのアジア陸上競技大会です。市内の大規模な整備は後日記載したく考えますが、今回は紗面の現在の風景の一部と整備改装状況(真ん中)を掲載します。
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