満州地方奉天馬賊
満州地方奉天馬賊の頭目 張氏については当ブログNo.188、189に写真と共に記載しました。皆様よくご存じのとおり日本に馴染みの深い張作霖が満州国奉天(瀋陽)に築いた軍閥です。日露戦争に深く関わり清朝へ帰順し、西太后とも関わり清朝崩壊後力を付け軍閥として東三省(遼寧省・黒竜江省・吉林省)に張作霖政権を誕生さす。清朝崩壊後の蒋介石の中華民国、後の国民革命軍とも渡り合い張作霖爆破事件に至り張の支配地域は長男・張学良が継承する事になります。張学良は明晰で当時の軍閥の頭領として英語を話したそうです。
彼は満州国における全権力及び巨額の財産を承継した。父が殺された日が学良の誕生日であったため、其れ以降誕生日を一カ月繰り上げて祝ったそうです。学良は色々な面を持ちますが抗日演説をし、日本の独断専行を止める事を望んでいたようです。ヨーロッパを歴訪し色々影響を受け帰国後極秘に周恩来(写真)と会見し、その後西安事件に発展します。晩年は国民党に反逆罪により逮捕され、その後、特赦をうけたがそれ以後も軟禁状態に置かれ、1945年第二次世界大戦に日本が敗北、その後の内戦で国民政府が中国共産党に敗れ蒋介石が台湾に逃れる際台湾に移され軟禁、蒋介石死後次第に行動の自由が許されるようになりました。張学良は中華人民共和国内では抗日統一戦線結成のきっかけ作った人物として評価され“民族の英雄”と呼ばれていますが、一時は此の府は荒廃していました。評価が変わり近年“中華民国の永遠の功臣”と称え内部を整備し歴史的観光施設とて外国人にも一般公開しております。
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