こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

『TATUYA ISHII ROCK TOUR 2024 STONE ROCK'S GIG』SENDAI GIGS

2024-10-21 | 音楽
一昨日は日中半袖で過ごせたのに、今朝はトレンチコートが必要でした。

寒暖差!!

さて、昨日10/20(日)は、タイトルの通り石井竜也さんの仙台公演でした。

ソロの仙台公演開催は確か数年振りのはず。

普段ほとんど遠征はしないのですが、我慢できずに昨年名古屋まで行ってしまいました。

ほぼ毎年仙台に来てくれていたのが急に数年空いたのですから、我慢できなくて当然です。

名古屋は遠かった。

移動がないって素晴らしい!

石井さん、仙台まで来てくれてありがとうございます。

ここからはネタバレありのためご注意ください。

ただし、セットリストは一切記載していません。

これは自分の記録のための記事です。


今回のツアーは12月発売予定のアルバムに基づいたロックなコンセプトでした。

黒のイメージだったため、着ていく服には悩みませんでした。

仙台市民ながら、SENDAI GIGSは初めて訪れる会場。

ライブハウスなので床がフラットで、後ろの方は見にくかったのではと思います。

私は1桁列目でした。

最近様々なコンサートでイマイチな席に当たることが多かったのですが、久し振りにど真ん中で石井さんが常に目の前にいました。

嬉しかったです。

ただ、席の横幅が狭かったですね。

パイプ椅子を並べた配置だったのですが、両隣を男性に囲まれたらとにかく狭さを感じました(片方は夫)。

もう少し余裕が欲しかったですね。

夫も、隣の女性に気を遣ったものの何度もぶつかったと言っていました。

石井さん以外のバンドメンバーはコーラス、ギター、キーボード、ベース、ドラム、サックスの編成で、ダンサーはいませんでした。

踊りまくりたい人には物足りないかもしれません。

私は年1程度の参加のためほとんど振り付けがわからず、基本踊らないので(例外あり)、曲に集中できてかえって良かったです。


ツアータイトルを聞いたとき、真っ先に思い浮かんだのは「GARDEN ROSE」でした。

ロック色の強い曲が中心の構成なのかなと予想していましたが、結論から言うと、思ったほどロックな構成ではありませんでした。

前半はロックというよりクールな曲が多かったです。

素人のため、的確な表現ではないかもしれません。

石井さんの楽曲の中で、クールな曲は好きな類なので、テンションが一気に上がりました。

ロックなテイストになっていったのは中盤以降でしょうか。

幻の名曲も聴けたのはかなり嬉しかったです。

アンコールは穏やかな感じで、まったくロックではありませんでした。

それはそれで問題ないと思っています。

12/25発売のアルバムについて、新曲は3曲ほど入っているとお話がありました。

特典がいろいろついているため正直お安くはないCDですが、新曲が聴けるのであればファンとしては買うしかありません。

がんばってお金を落とします。

本当はツアーグッズも買って応援するのが良いのでしょう。

できるだけ身の回りのものを増やさないよう考え始めているので、大変心苦しいのですが、そのときにしか使わないツアーグッズは最近ほとんど買わなくなりました。

普段使いできそうなものがあれば買います。

今回、光るペンダントがグッズであったのですが、ライブ中に使用することはありませんでした。

デザイン的にも存在感がありすぎて、まず普段は使えない感じでした。

せめて、1曲だけでも歌唱中にみんなで振るとかで使ってくれれば、お客さんも購入したかいがあったのではないでしょうか。

買っていない者が何を言うかという感じですが、そういう心遣いがあっても良かったのではと思う出来事でした。

アルバムは〇mazonで予約したので、メガジャケが楽しみです。













2024年9月の映画

2024-10-08 | 映画
私は特に意識せずに何でも映画を観ますが、結果的に洋画が多くなります。

9月に鑑賞した作品は、珍しく邦画の方が多くなりました。

まだまだ邦画にはがんばってもらいたいですね。

今回も、9月に劇場で鑑賞した中からおすすめの作品をご紹介します。


◎アンダース・ウォルター監督『ぼくの家族と祖国の戦争』(2023、デンマーク)

1945年のデンマークが舞台です。

子供目線の作品ですが、子供向けではありません。

戦争の精神的な恐ろしさが描かれた作品です。

戦争に翻弄される子供たちの話はよくありますが、戦時下での子供同士の世界が描かれた作品はあまり観たことがありませんでした。

突如いじめが始まってしまったりするのが悲しかったです。

戦争により、身近なところから亀裂が生じて身内との関係も修復不可能になることもあります。

実戦だけが戦争ではありません。

静かに寄り添ってくれるような音楽も良かったです。


◎呉美保監督『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(2024、日本)

コーダである原作者の五十嵐大とその家族を描いた作品です。

キャスティングが素晴らしいです。

特に、本作はやはり吉沢亮!

様々な思いを抱えている演技がとても良かったです。

無駄に恋愛要素を入れたりせず、必要以上に感動的な流れにしない構成に好感が持てました。

お涙頂戴の大衆的な作品だったら、大が結婚して妻子を連れてUターンしてハッピーエンドなのでしょう。

それではやりすぎです。

あくまでひとつの家族を丁寧に描いた作品で、押し付けがましくないところが良かったです。


◎牛丸亮監督『クオリア』(2023、日本)

個人的に会話劇があまり得意ではないのですが、本作はとても楽しく観ることができました。

舞台作品を元にした作品であり、場面がほとんど変わらない純粋な会話劇とは異なるせいもあるでしょう。

鑑賞後に感想を語り合いたくなる、かなり見応えある作品でした。

人によって感想が異なると思います。

私は、清々しいラストシーンに感じました。

終盤で意外な告白があったので、それを踏まえてもう一度最初から観てみたいです。

観る者を良い意味で振り回す、佐々木心音の演技が素晴らしかったです。


2024年8月の映画

2024-09-07 | 映画
8月に鑑賞した作品はそれほど多くなかったですが、良い作品に出会えました。

精鋭の作品をご紹介します。


◎ヴィム・ヴェンダース監督『アンゼルム "傷ついた世界"の芸術家』(ドイツ、2023)

ドイツのアーティスト、アンゼルム・キーファーの作品を紹介するドキュメンタリー。

⋯⋯らしいのですが、演技も入っているし、完全なドキュメンタリーではないように思いました。

美術館に行くのが好きな人におすすめです。

上品で穏やかな音楽が素晴らしくて、物理サントラがあれば欲しかったです。

3D上映でしたが、眼鏡に睫毛がバシバシ当たって邪魔だったし、3Dでなくても良かったのでは?と思いました。


◎ラン・ジェンロン監督『台北アフタースクール』(台湾、2023)

出だしこそ下ネタ全開のコメディー路線で後悔しかけましたが、多様性を含むいくつもの愛の物語にだんだん変わっていき、後半は切なくてずっと涙涙でした。

予備校時代以降の話も描かれているので、若者でなくても楽しめます。

吉川晃司の「モニカ」のカバー曲をレスリー・チャンが歌っています。

この作品の象徴、切ないです。

飯島愛ネタもあったり、日本リスペクトが嬉しいです。

監督の自叙伝らしく、先生との出会いは運命的だったのだということが伝わってきました。

ぜひ多くの人に観ていただきたい秀作です。


実は、どちらも鑑賞するかどうか直前まで迷っていました。

結果、観て大正解!

観てみないとわからないものですね。


REBECCA NOSTALGIC NEW WORLD TOUR 2024 仙台公演!

2024-08-26 | 音楽
8/25(日)、レベッカの仙台公演に行って来ました!

会場は、仙台サンプラザホール。

3階席までいっぱいで、1階後方には立ち見の人もいました。

私はローチケの先行でチケットを購入し、席は3階でした。

よく見えなかった前回(2017年の仙台公演)よりはマシだったし、ステージ全体が見渡せたのでまあ良しとしましょう。

レベッカは15年ほど前からファンで、ライブは今回が2回目です。

他のファンにはファン歴ではかないませんが、レベッカ愛は変わらないと思います。

カラオケに行ったら絶対にレベッカは欠かせません。


NOKKOの歌声は昔とは変わりましたが、相変わらずパワフル!

ステージを降りて客席を駆け抜け、後ろをスタッフが着いて行く……という、過去のライブ映像で観た光景まで再現してくれて感動しました。

NOKKOの衣装、パンチが効いていて格好良かったです。

まっすぐな脚線美がお見事!

土橋安騎夫さん、小田原豊さん、高橋教之さん、是永巧一さん、中島オバヲさんの演奏も素晴らしかったです。

無事にツアー完走されることを祈っています。







2024年7月の映画

2024-08-19 | 映画
7月に劇場で鑑賞した作品は2桁に届きませんでした。

そして、特にこれといったおすすめ作品にも出会えませんでした。

こういうこともありますね。

前半は観たい作品が単純に少なく、後半はコロナに感染して家に籠った期間があったのが原因です。

舞台挨拶付き上映を予約していたのに、行けなくて悲しかったです。

せっかくなので、今月鑑賞した作品をすべて書き出してみます。


◎エドアルド・デ・アンデリス監督『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』(イタリア/ベルギー、2023)

◎マーク・マリオット監督『東京カウボーイ』(アメリカ、2023)

◎ピエロ・スキヴァザッパ監督『男女残酷物語/サソリ決戦』(イタリア、1969)

◎アレクサンダー・ペイン監督『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(アメリカ、2023)

◎飯島将史監督『プロミスト・ランド』(日本、2024)

◎天野大地監督『見知らぬ人の痛み』(日本、2022)

◎ワンウェーウ・ホンウィワット監督、ウェーウワン・ホンウィワット監督『ふたごのユーとミー』(タイ、2023)

◎ジョナサン・グレイザー監督『関心領域』(イギリス/ポーランド/アメリカ、2023)

◎クレール・ドニ監督『美しき仕事 4Kレストア版』(フランス、1999)


強いて言えば、『ふたごのユーとミー』はなかなか良かったですね。

懐かしさ漂う青春の夏休み的映画です。

タイ映画は何本か観たことがありますが、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』が最もお気に入りです。

ぜひご覧ください。