最近、すごい勢いで読んだ本。
雨宮処凜著『バンギャル ア ゴーゴー 上』『バンギャル ア ゴーゴー 下』(講談社)。
バンギャルの実態が知りたくて読みました。
深いところには想像以上の世界が広がっていました。
またひとつ、世間というものを知ることができました。
私はヴィジュアル系に興味はないものの、好きなアーティストのライブやコンサートに行くのは好きですし、追っかけをする気持ちはまったくわからないでもないです。
好きなものに情熱をかける青春。
大人になっても時にその情熱は大切です。
情熱(愛ともいう)を注げるものが何もなく、単調に過ぎてゆく人生なんてつまらない。
しかし、追っかけの趣旨がだんだん変わっていく主人公・えりたちの転落ぶり(なんて書いたら批判されそう)にはさすがにドン引きしました。
物語はきれいな終わり方をしていますが、登場人物の一部は堕ちるところまで堕ちてしまっています。
今でもこういう種類の人はいるでしょうね。
バンギャルだけでなく、他の分野でもこういう人はいるのでしょうね。
私だってコンサート会場に行けばメンバーを見てはしゃぎますし、完全に嫌悪することはできません。
決定的に違う部分はあるけれど、共通点だっていくつもあります。
ただの物語ですからあまり真に受ける必要はありませんが、いろいろと考えてしまいました。
具体的に使うにははばかられる単語をあえて書いていないので、何のことやらわからない、でも興味があるという方はぜひ本を読んで下さい。
雨宮処凜さんの文章は読みやすいです。
普通の本としてもなかなかおもしろいのでおすすめです。
雨宮処凜著『バンギャル ア ゴーゴー 上』『バンギャル ア ゴーゴー 下』(講談社)。
バンギャルの実態が知りたくて読みました。
深いところには想像以上の世界が広がっていました。
またひとつ、世間というものを知ることができました。
私はヴィジュアル系に興味はないものの、好きなアーティストのライブやコンサートに行くのは好きですし、追っかけをする気持ちはまったくわからないでもないです。
好きなものに情熱をかける青春。
大人になっても時にその情熱は大切です。
情熱(愛ともいう)を注げるものが何もなく、単調に過ぎてゆく人生なんてつまらない。
しかし、追っかけの趣旨がだんだん変わっていく主人公・えりたちの転落ぶり(なんて書いたら批判されそう)にはさすがにドン引きしました。
物語はきれいな終わり方をしていますが、登場人物の一部は堕ちるところまで堕ちてしまっています。
今でもこういう種類の人はいるでしょうね。
バンギャルだけでなく、他の分野でもこういう人はいるのでしょうね。
私だってコンサート会場に行けばメンバーを見てはしゃぎますし、完全に嫌悪することはできません。
決定的に違う部分はあるけれど、共通点だっていくつもあります。
ただの物語ですからあまり真に受ける必要はありませんが、いろいろと考えてしまいました。
具体的に使うにははばかられる単語をあえて書いていないので、何のことやらわからない、でも興味があるという方はぜひ本を読んで下さい。
雨宮処凜さんの文章は読みやすいです。
普通の本としてもなかなかおもしろいのでおすすめです。