こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

湯田川温泉へ

2020-10-10 | 徒然日記
鶴岡旅行では湯田川(ゆたがわ)温泉に宿泊しました。

今まで、温泉といえばものすごい山奥に行くことが多かったです。

いろは坂並みの峠を登って行ったり、冬は雪に閉ざされることが容易に想像できる場所だったり。

湯田川温泉は、多少山寄りではありましたが比較的街にある温泉街でした。

全ての宿が源泉かけ流しです。

以前から料理が気になっていて一度は泊まってみたいと思っていた宿に泊まりました。

たぶん、今まで泊まった中でいちばん料理が美味しかったです。

前菜からデザートまでまったく隙がありません。

丁寧に作られていて、工夫もあり、とにかく味が良かったです。

器も素敵でした。

強いて言えば米はそれほどでもなかったですが、栗ご飯だったので問題なし!

料理のボリュームも多すぎなくて良かったです。

やたら大量で、お腹がはち切れそうになるくらいの夕食ってたまにありますよね。

揚げ物、鍋物、ステーキが全部出てきても食べきれませんから!

夕食はもちろん、朝食がとても良かったです。

スタンダードな日本の朝ご飯より、ちょっと工夫された朝ご飯が私は好きです。

品数豊富で、自分ではこんなにたくさん朝から準備できないなぁと思える理想の朝ご飯で大変気に入りました。

朝から工夫されたデザートが出てくると嬉しいですね。

色は白なのに味はコーヒーという不思議で美味しいブランマンジェでした。

旅先でこそ朝はしっかり食べたいと考えます。

夜はメインなので豪華に、朝は控えめに、という昔から(?)のイメージは、もはやちょっと古いと思います。

朝はしっかり夜は控えめ、という需要は今の時代多いと思います。

無駄に大量すぎる食事は食品ロスも増えます。

そういう路線の食事の宿が増えれば良いのになぁと思います。

いつの間にか脱線してしまった……。

温泉は、あまり癖のない感じで身体がしっかり温まりました。

疲れるような泉質ではなかったので、何度も入浴でき、適温だったのが特に良かった!

私は熱いお風呂がダメなのです。

人が少ないと、お湯がかき回されないので、熱いお湯がますます熱くて入れない!ということも温泉ではよくあります。

熱すぎて3分も浸かっていられないのも困ります。

今回の宿は、人も少なかったのに暑すぎずぬる過ぎず。

ゆったり浸かることができました。

貸切風呂と、時間で入れ替わる二つの大浴場、すべて制覇しました。

温泉に入ると肌の潤いが違いますね。