こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

2023年5月の映画

2023-05-30 | 映画
今月は休みが多かったため、たくさんの映画を鑑賞しました。

しかし、私の中の基準を超えたのは2本だけ……!

とりあえず紹介します。

◎ジャン=ピエール・ダルデンヌ監督、リュック・ダルデンヌ監督『トリとロキタ』

緊迫感のある展開がとても良かったです。

特に、後半の逃亡劇。

素人を起用したとは思えない、天才子役を見ました。

トリ役の少年の演技力がすごすぎる……!


◎アリ・アッバシ監督『聖地には蜘蛛が巣を張る』

ダーク&シリアスな世界観が良かったです。

連続殺人犯サイードは実在し、事件に着想を得てヨーロッパで製作された作品だそうです。

舞台はイランですが、イラン映画ではありません。

私は北欧映画が好きで、アリ・アッバシ監督の『ボーダー 二つの世界』が良かったのでこの作品も鑑賞しましたが、ボーダーより気に入りました。

まともな殺人シーンがあるため、苦手な方はご注意ください。

海外作品の日本版チラシはだいたいダサいと思うのですが、この作品は素敵でした。


せっかくなので、基準は超えなかったものの良かった作品もご紹介します。

◎立川譲監督『BLUE GIANT』

音楽はとても良いです。

漫画原作のアニメ映画で、演奏シーンだけCGなのですが、動きが気持ち悪くてそれがものすごくマイナス。


◎ジャンチブドルジ・センゲドルジ監督『セールス・ガールの考現学』

モンゴルのイメージが覆されました。

サロール役で主演のバヤルツェツェグ・バヤルジャルガルがとても魅力的。

この作品の魅力=彼女の魅力ですね。




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