凶悪犯が数十年ぶりに逮捕。なかなか捕まらない?
懸命に努力して頂いているんだろうと思いますが実態は
どうなのか?そこで、いつもの様に検索でお勉強です。
認知件数とは?
被害届を受理したり、事件の通報を受けたりして、犯罪の
発生を認知する。疑わしいだけでは認知しません。
検挙数とは?
捜査の結果、容疑者を特定して事件を解決した件数。
なので、捜査中の案件は加味しない。
検挙率とは?
検挙率の計算=検挙件数を認知件数で割る。
※ここで注意することは、認知件数が減少すると検挙率は
上昇する。至極当然の結果だと言えます。
簡単に言えば、巷で良くある警察に通報したが聞いて貰え
なかったという話題があります。これは認知件数に反映
しません。犯罪として扱っていないからです。
また、➡「犯罪統計書」に計上ミスというのもあります。
従って、この認知件数は正確なのかどうかは「?」です。
TV報道を見ていると、治安が悪くなっている気がしますが
実体はどうなのか?ネット検索によると......多少増加か?
令和4年(2022年)の刑法犯罪実績
➡ 興味のある方は此処です。(実に分り難い)
認知件数= 601,331件 検挙件数= 250,350件
検挙率=41.6%
(犯罪の内訳)
①窃盗=46.8% ②暴行=14.1% ③傷害=10.3%
④詐欺= 6.2% ⑤横領=5.5%
犯罪は単純計算で、全国の一日に「1647件発生」です。
この検挙率というのを勝手に解釈しますと間違っている
かも知れませんが、犯罪発生の半分位を解決ですから
残りの半分は未解決です。
容疑者を特定したが実際には捜査中で未解決なもの。
これ等は統計に出てきませんから検挙率が下がる?
ここのところが良く分かりません。
特に詐欺事件は増加しているのかどうか?警察に届け出を
してもより具体的な証拠がないと認知件数には含まれない。
なので、オレオレ詐欺の実態は非常に捉えに難い。
それにしても「検挙率=41.6%」の数字は安心できない。
あまり犯罪が解決されていない様な気がします。
数字をどう分析するか?ご自身で判断願います。