とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

農水省より回答

2008年11月22日 | インポート

002  農水省にメールで質問しましたら、返事がありましたので公表します。

(意見内容)
事故米の流通には驚きました。
厳しい減反の中、「加工用米」を出荷してますが、これが主食用米になっているといううわさがあります。
「加工用米」の流通の実態を調査の上、公表願いたいと思います。                                                                                         山形県議会議員 佐藤藤彌

(回答)
この度の事故米の件につきまして、地域の皆様に多大なご迷惑と不安を与えてしまい、あらためてお詫び申し上げます。
ご意見いただいた加工用米につきましては、一連の事故米の確認の中で三笠フーズが全国生産出荷団体から購入した加工用米を主食用に転売していた事実が発覚し、10月1日、三笠フーズに対し、20年産加工用米の取組計画の取消処分を行ったところです。
加工用米は、生産出荷団体と需要者との民間契約により流通される米穀であり、年間の取組数量の約3分の2は生産出荷団体があらかじめ変形加工を行った上で、需要者に販売しております。残りの3分の1分については、三笠フーズのような冷凍米飯などの加工米飯用やこうじ味噌用等、丸米で使用されるものに限定して玄米販売されており、これが横流れの原因となると考えられ、国としても立入調査等の確認を行っているところです。
今後は、更に指導・監督を強化し、主食用へ横流れさせないよう努めてまいる所存です。
私も庄内出身者として精一杯努力してまいりますので、今後ともご指導を賜りたいと存じます。

                                                                                           農林水産省

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三丁目の夕日

2008年11月22日 | インポート

Img_1395  西岸良平原作の映画化された「三丁目の夕日」が昨日YBCで放送された。前に映画館でも見ていたが、印象に残っていたので何となく見た。ストーリー自体は大した内容でもなく、特別悲しい場面があるわけでもないのに、突き上げてくるような感動で恥ずかしながら涙が止まらなかった。
 時代は昭和30年代の中ごろ。裕福な家庭に育った茶川竜之介という売れない作家が、勘当されて、ここ三丁目に貧乏暮らしをしながら、芥川賞を目指す頑張りを下町の皆が応援する人間模様である。会社倒産で、子どもを預ける人や、ストリップ劇場で働く恋人あり、小さな自動車修理工場で働く金の卵と、それを慕う少年の板前修業を挫折して、いかさま商売に走ったり。貧富の差ありで現代社会そのもの。ところが、全体にかもし出される深い人間愛の描写がたまらなかった。自分を犠牲にして、そっと身近な人にさりげなく伝える以心伝心の温かさで、人情満載である。
 いつの時代でも貧富の差や不満はある。その中で精一杯生きようととする姿は心を打つものだ。そこから近所のサポートが生まれ連帯につながると思う。

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