トヨタグループの総合商社「豊田通商」が取り扱った鉄スクラップが酒田港から初出荷され、酒田港の利活用が一歩前に進んだ。
豊田通商が東日本に貨物取扱ヤードを設置したのは初めてである。今後東北一円を視野にリサイクル貨物を集積する見通しで、今回のリサイクル貨物は1200トンであるが、将来的には西日本のヤードと同程度の十数万トンを目指し、リサイクル貨物の積出し拠点港になると見込まれている。
これは、豊田通商の取り扱い開始を前に、酒田北港の古湊埠頭の木材専用埠頭を新たな品目も取り扱えるように変更したもので、輸入原木材が少なくなったため、広さは十分にある。
トヨタグループの事業の第一歩が始まった意義は大きい。東北トヨタの拡大基調は今後も続くものと見られ、酒田港発展の引き金を引いた感がある。さらに進んで、トヨタの部品や完成車輸出入の弾みになればと願っているところでもある。
いずれにしても、地域経済の活性化につながるものと思われる。関係者の努力に感謝したい。
goo blog お知らせ
goo blog おすすめ
カレンダー
最新記事
最新コメント
- まさし/酒田にコンテナホテル開設
- まさし/庄内中高一貫校は先送りへ
- 久野喜代子/農家と共にムラおこしの大山農協
- ガーゴイル/庄内空港5便化見送る
- あんのうん/公益大学公立化への道のり
- ククラックスラン/公益大学公立化への道のり
- 長女/恐るべし情熱大陸のラーメン
- 五十嵐 清志/保育園の茶道教室
- 五十嵐 清志/我が家の映画館
- さかちゃん/自民党に除名申請