とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

豊田通商が酒田港から初出荷

2012年09月09日 | インポート

Photo トヨタグループの総合商社「豊田通商」が取り扱った鉄スクラップが酒田港から初出荷され、酒田港の利活用が一歩前に進んだ。
 豊田通商が東日本に貨物取扱ヤードを設置したのは初めてである。今後東北一円を視野にリサイクル貨物を集積する見通しで、今回のリサイクル貨物は1200トンであるが、将来的には西日本のヤードと同程度の十数万トンを目指し、リサイクル貨物の積出し拠点港になると見込まれている。
 これは、豊田通商の取り扱い開始を前に、酒田北港の古湊埠頭の木材専用埠頭を新たな品目も取り扱えるように変更したもので、輸入原木材が少なくなったため、広さは十分にある。
 トヨタグループの事業の第一歩が始まった意義は大きい。東北トヨタの拡大基調は今後も続くものと見られ、酒田港発展の引き金を引いた感がある。さらに進んで、トヨタの部品や完成車輸出入の弾みになればと願っているところでもある。
 いずれにしても、地域経済の活性化につながるものと思われる。関係者の努力に感謝したい。

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