とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

最新情報の県政報告会

2012年12月08日 | インポート

001 先般、24回目の県政報告会を開催した。いつもながら110名を超える参加があり、有難く感謝している。年に2回、恒例の事業はすっかり定着の感があるが、今回はゲストに新しく市長になられた本間市長からの講演をお願いした。
 私は、9月議会で質問した事を中心に議会報告をした。飛島の振興に欠かせない「定期船とびしま」は夏場以外は1便の運航である。しかも、飛島滞在時間は2時間45分。これで日帰り観光は出来ない。県の支援が必要である事を訴えた。新潟県の粟島はフェリーも含め5便の運航である。20年前、飛島も粟島も人口は1000人程度だったが、今は飛島230人位で、粟島600人位と差が開いた。人口減少は飛島が山形県のアンテナのように思えて仕方がない。
 酒田共同火力の大切さも訴えた。風力発電も太陽光発電も不安定であり、質が悪く、コストが高い。それをカバーする火力発電所が大切である事があまり知られていない。電力は、水と同様に不可欠な生活インフラである。再生可能エネルギーの言葉遊びに浮かれてばかりは居れない現実もある。
 本間市長は、プレステージ・インターナショナルの誘致に至った経過の話があった。500人規模の企業誘致成功例は、昭和50年代以来山形県ではない。500人の雇用が増える影響は地域にとっては大きく、社員募集が始まっている。豊田通商が酒田港をリサイクル積出港に選んだ事も朗報である。豊田通商が拠点港に選んだのは、日本で2港目であり今後推移に注目したい。
 県政報告会は最先端情報満載であり、価値があると思っている。

コメント (1)
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