とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

自由化された電力料金

2016年08月05日 | 日記

 東北電力は上から目線の硬い役所イメージを持っていた。電気は日常生活に不可欠なインフラであり、電気料金は二の次で、停電が無く、災害時にはすぐ復旧してくれる事を優先してくれる事が最大優先課題と思っていた。もっとも、産業用電力は電力の質と料金が企業収益に直結する大事なファクターでもある。
 しかし、酒田営業所の斎藤豊所長は就任当時から東北電力の経営内容や、電力料金の仕組み、原油や為替変動の見通し、電力料金の自由化への対応など、変化がある度に私の事務所にお出でになり説明してくれている。私なりの原子力発電や再生化エネルギーの疑問点をぶっつけても丁寧な説明があり、理解は進んだように感じる。
 今回は、東北電力とイオン銀行との連携クレジットカード「より、そう、ちから。東北電力カード」を来年の1月から発行する予定の説明だった。カードで電気料金の支払いが出来る他、ポイントをためて、全国のイオン各店舗で割引・優待が受けられる。その利用金額の一部は、東北6県の復興や地域活性化に寄付するというもの。
 電力料金の自由化は、高圧電力が2001年より始まり、今年4月からは民生用も自由化になった。今まで安定していたユニバーサルサービスが担保出来るのか。改革の裏側も注視すべきと思える。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする