とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

宮城・山形連携促進条例が提案

2016年08月25日 | 日記

 山形県・宮城県議員連盟による交流会は毎年開かれている。輪番制で今年は山形県が当番、会長に山形県野川議長を選任、、会場は山形市で開かれた。
 宮城県の人口は2000年がピークで236万人で横ばい。山形県は1985年の126万人が最高で減少が続いている。人口は宮城県の約半分である。しかし、仙台市と山形市は隣接しており、高速定期バスが10分に一本位終日運行されており、相互依存性は大きい。
 しかし、両県とも北部、南部の連携が大きな課題であり、高速道路網横軸の整備が大きな課題となった。特に、酒田港と石巻港を結ぶウエストラインの整備に関する課題が主流だった。環日本海と環太平洋の出入り口としての港湾機能の連携を促す高規格道路は、喫緊の課題であることが認識された。
 それを、実現させる議会の手段に議論は及んだ。「横軸道路別に両県関係議員のチームを作り調査、両県議会で同時に取り上げよう」「両県連携促進条例を両議会で提案できないか」等の意見が出され、役員会で検討する事となった。
 東京オリンピックを見据えたスポーツ振興は、選手強化や施設面での連携や事前合宿誘致でも連携を深めることで一致した。農産物の輸出強化策や地場消費の連携も課題となった。
 仙台市を中心にした宮城県のポテンシャルは高い。しかし、山形県と連携する事により、更なる高見を目指していると感じた。山形県も独自性を発揮し、隣県との連携は大いなるプラスである。

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