とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

稲の熱中症

2018年08月08日 | 日記

 水稲は出穂直後の穂揃い期で、これから傾穂期に入り、あと40日位で収穫を迎える時期にある。
 朝、圃場の見回りすると、ところどころに白穂が見えた。何だろうとよく見ると、部分的にはひどい所もある。酒田農業技術普及課に電話をすると、すでに遊佐町に現地調査に入る予定だった。
 普及所によると、これまでの確認では遊佐町高瀬地区の発生が多く、他地区にも見られる。考えられる原因としては、台風12号によるフェーン現象での、高温、低湿度の強風で根の水分吸収が追い付かなかったと思われる。花水といって穂の花が咲くとき、稲体が一番弱く、水で守る必要があるのだ。言わば、稲の熱中症である。
 枯れた穂は戻らないけれど、台風13号が接近している。稲を水で守ってあげるしかない。台風被害は多岐にわたる。

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