とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

倉本聰さんの環境意識に感動

2022年05月14日 | 日記

 月刊誌「文藝春秋」巻頭随筆のトップに作家で数学者の藤原正彦さんの随筆が毎月連載されている。私はここから読み始めるのが常である。著書「国家の品格」の印象が強く、同じ歳であり背負ってる時代背景からか、なるほどといつも共感させられる。藤原さんの前は立花隆さんが連載していた。巻頭随筆のシメは決まってイタリア在住の作家塩野七生さんで、俯瞰した日本への視点に興味が湧く。
 6月特別号には脚本家の倉本聰さんが「老人よ、電気を消して貧幸に戻ろう」と、平和呆けした日本の環境危機意識の覚醒に具体的な提言を寄稿している。
 我々の乗っている地球の危機がすぐ目前に迫っているのに、今日の経済、明日の景気ばかりで見えなくなっているこの国の「大人」たちは一向に眠りから醒める気配がない。老人諸氏に一つの提案がある。眠り呆けている壮年は放っといて、朝早くから目が醒めてしまう老人たちへの提案であると始まっている。
 提案はニュース、テレビ、暖冷房、あかり、掃除、洗濯、買い物、水、移動、伝達、医学の各分野で地球に負荷をかけない意識改革が必要だとしている。詳しくは読んで頂ければと思う。
 倉本聰さんは「貧幸時代」の実践例とアイデアを読者からの投稿を募集している。原稿用紙3枚までとある。投稿してみたいと思ってる。

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