Nonsection Radical

撮影と本の空間

たった一種類だけだと

2012年06月27日 | Weblog
世の中にはモノがあふれかえり、似たような商品ばかりが並び、同じメーカーでもいろいろな種類の商品を出している。
そういう事ではマズいと、各社一種類の商品だけしか販売してはイケナイと、もしなったら結構各社で主張が異なって面白いだろうな。
高額なものを少数売るか、安いものを大量に売るのか。
そこにメーカーの主張と身のたけが見えるだろうな。

たとえばクルマだと、ベンツは何を売るか?
おそらく最高車種のSクラスを売るだろう。
それで生きていけると確信しているだろう。
BMWは???
7シリーズを売る自信があるだろうか?
下のクラスの5シリーズで数を売るか?
VWはGOLFだろうね。
で、トヨタは?
レクサスLSを売るか?
それで生きていける自信はないだろう。
ではプリウスか?
プリウスかよ(笑)
世界一を争う事もあったトヨタが自信を持てるのはプリウスかぁ・・・
日産やホンダは?
屋台骨のクルマが思い浮かばない(苦笑)。

じゃあカメラは?
ニコンは?
キヤノンは?
最高機種で会社を支える自信はあるか?
ライカはM9しかない。しかない。(笑)
他のメーカーは?

時計は?
セイコー、シチズン、カシオ、ロレックス、オメガは?IWCは?パテック・フィリップは?

アパレルは?
ユニクロは?しまむらは?H&Mは?ZARAは?

ルイ・ヴィトンは?
エルメスは?
ソニーは?
パナソニックは?
アップルは?
東芝は?
三菱電機は?

そうやって考えると、屋台骨になる商品を持っている会社と屋台骨にはなりそうもない商品しか持っていない会社と様々だ。
それが企業のイメージと個性を創り出しているとするなら、代表商品のない会社は個性のない会社と言えるのではないか?
各社の人に訊いてみたいね。
「おたくの屋台骨の商品はナニ?」




緑風橋 大阪市東淀川区から
コメント
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