Nonsection Radical

撮影と本の空間

猫に鈴

2012年12月18日 | Weblog
老親はボケている自覚がないので、家の外に出ようとドアを開けた時にニャンコが脇をスルリと抜け出しても気がつかない。
昨夜も家の中にニャンコの気配がないので逃げ出したと思ったが、老母は一度ドアを開けたが気がつかなかったと言う。
それでもしばらくしてドアを開けると、ニャンコが”帰宅”した。
まったく、と思ったが、何か対策を立てねば”再発”すると考えるのは東電との違いである。
家の中で飼っているので、普段ニャンコは首輪はしていない。
それでも気休めにと朝、ニャンコに首輪を巻き付けて仕事に出た。
首輪には小さな鈴がついているが、あまり音が出ない。
では、鈴を買ってきてたくさんつけてやろうと、今日、手芸用品のユザワヤに行って小さな鈴だがチロチロ鳴るものを10個買って帰った。
で、帰宅すると老母が「あの鈴、全然鳴らないないから、大きな鈴をつけた」と言う。
ニャンコのところへ行くと、首輪に錆びた大きな鈴がヒモでくくりつけてあった。
ありゃりゃと思ったが、とりあえず音はするし、”努力”を無にするとムクれるので(苦笑)、そのままつけておく事にしたのは、無用な諍いを避ける生活の知恵である。
動くたびにチリンチリンとウルサイ音がするが、少しは気休めになるだろう。
しかし、人間よりニャンコの方が利口なので、どこまで効果があるかは不明である。




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コメント
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