Nonsection Radical

撮影と本の空間

商業施設

2013年11月06日 | Weblog
ちょっと野暮用があったので大阪駅わきに新しく出来た商業施設に立ち寄った。
どう考えてもオッサンが行っても用のないお店ばかりだと思っていたが、致し方がない。
で、行ってみて、さっさと用事は不発に終わり、仕方ないので別のフロアをブラブラしてみようと思ったが、やはり勝手知ったアウトドアとか本屋とかのフロアが安心出来るのでそちらへ。
その間にエスカレーターで移動するのだけど、客筋は完全に中年以下。
大阪地下街をたむろする中年以上をうまく”排除”する”若者向き”のお店ばかり。
ちょっと心配なのは、それでやっていけるのかと。
まあ大阪も東京と同様に中心部に移住してくる”ヤッピー(死語)”世代が増えており、そういう層を当て込んだ施設かと。
「エエもんを安く」という大阪の慣用句は既になく、目の前にはヨドバシカメラもあれば、伊勢丹もあるし、この商業施設に入っているお店も東京資本が多いだろう。
そういうお店ではもちろん大阪の”常識”が通用せず、来る客も値切ろうなどとは思いもせず、エエもんを適価でという商いになっている。
それが大阪人としての堕落なのかどうかはわからないが、お金を惜しまなければイイものが買えるという経験をすることで「安物買いの銭失い」を卒業する人も増える事だろう。
これからはそれが「食」の分野にも及んで、いろいろな食べ物を納得の値段で、という方向に向かって行くのではないだろうか、特に若い世代で。
そうなることで大阪の特色はなくなっていくかもしれないが、より広い視野で生活する国際都市に変わっていくと思う。
その方が楽しいし、美味しいし、面白いと思うんだけど。
そこに大阪の特色を加味出来れば、東京とは違った魅力の都市文化が生まれるような気がする。
オッサンは単に見るだけで帰ってきてしまったけどね。orz





ペントモール1番街
大阪府八尾市山城町1丁目
撮影 2013年10月12日 土曜日 13時20分


広島駅前
広島県広島市南区松原町
撮影 2013年10月19日 土曜日 11時05分
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする