Nonsection Radical

撮影と本の空間

撮りたいものがないのかもしれない

2014年05月18日 | Weblog
天気もよかったので気分転換にカメラを持って、徘徊ついでに大阪のギャラリー巡りをしてきた。
8カ所の写真展を見てきたのだけれど、皆さん頑張っておいでのようです。
が、見る方としては・・・
なんかさぁ、皆んな撮りたいものがないのか、見つからない感じがするんだよねぇ。
スナップ的なものが多かったんだけど、ハッとしてグッときてパッと目覚める(笑)瞬間に出会っていない感じがするんだよねぇ。
なぜ今なのか、なぜこの構図なのか、それにもまして、なぜこの写真なのか・・・
見ていてわからないんだよねぇ。
それはアンタがわからないからでしょ、と言われたらおっしゃる通り、ごもっともでございます、なんだけど・・・
もうカメラなんか簡単に撮れるんだから、あとは構図とタイミングと思考だけだと思うんだ。
それでどのように見せるかが腕の見せ所だと思うんですよ、他人事的には(笑)。
そういう中で、江戸堀にあるBEATS GALLERYで行なわれていた魚崎ジュンさんの写真は、撮りたいものがハッキリ自覚されていて面白かったね。
ただもっと考えて考えて練りに練って作戦(コンセプト)をハッキリさせて撮り続ければ、ひとつの空間を作り出せるだろうなぁと思った次第です。
今回はいくつかのテーマを”全部出し”してしまったので、方向性が定まらない展示になってしまったけれど、ひとつひとつを掘り下げていけば面白いものを見せてくれる期待感がありました。
ついでに御報告すると、御本人は極めて魅力的な女性でした。
そしてモデルをつとめた女性も個性的で、内心「あっ、この人で何か作りたい」と思わせる人でしたぁ。
今後に期待。




智恵光院通から下長者町通へ
京都府京都市上京区山本町,坤高町,新御幸町,二本松町,革堂前之町,福島町
撮影 2014年3月8日 土曜日 15時35分
コメント (2)
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