新聞やテレビを見ていてもいったい何が起きているのかわからない。
わかるのは何が起きたかという事だ。
現地の人達はもっとそうだろう。
ほんらい重要な情報を伝えるはずの媒体が停電や断線などで遮断され、現場からの情報も外部からの情報もお互いに伝わらない状態になった。
なにかひどい状態になっているようだと思われるが、それが伝わってこない。
それぞれが体験した事だけが事実になった。
これまでの経験で対策や心構えをしていたはずの人々の予想を超える災害が起きて、対策が有効に働かない事がわかった。
災害に対する情報伝達手段や避難装備もあったはずなのだが、現在伝わってくる情報からは役に立っていないようだ。
絶対に大丈夫と言われた原子力発電所がの防備が、すべて破られるという「想定外」も起きた。
想定外の出来事があると、想定内の対策では役に立たない事がわかった。
津波が来ても非常食もない状態になるはずがなかったはずだし、原発から放射能がもれる事もないはずだった。
その「事実」がやっと伝わってきた時に、「次」の対策が取られようとするまでにやけに時間がかかった。
孤立した集落には助けは来ないし、放射能漏れを止める事も出来ない。
ただ準備が整うまでと、時間ばかりが過ぎて行く。
ひとつひとつ順番にこなして行く。
これは確かに効率的だし、整然としていて統治しやすい。
その結果、順番を後回しにされたところは何も震災直後から変わっていない。
同時多発的に行動する事は出来ないのだろうか?
どれを緊急として優先するか判断する人、部署はいないのだろうか?
救助とともに救援をする事は出来ないのだろうか?
そんな思いで、数日を過ごしてきた。
それもこれも部分的にしか情報が伝わってこないから、実際はどうなのかわからないからだ。
役所も警察も軍隊も「命令」がないと動かないし、動けない。
それは正しい姿だ。
だからそれにプラスして自由な判断で動ける「遊隊」があってもいいと思いもした。
それは公務員ではない民間の出来る事だろう。
ラジコの規制をはずして全国で聴けるようにし、情報を伝えるという事を少しでも広めようとしたのも一例だし、ツイッターで連絡をとるというのも効果的だ。
しかし、どうしてもそれらの情報は点であり、その情報を取りまとめる事が出来ない。
だから何が起きているかの全体像が見えないのだ。
その責任を取るのは民間としてはマスコミだ。
しかし実際には何を誰に伝えるべきかをはき違え、たとえば、ドコソコが孤立して救援を要請してきたという事実を我々に伝えているように、誰に伝えるものかを考えていない放送報道ばかりが目立った。
どこの役所がなにを話し合い、どのように動こうとしているのか伝える報道もない。
すべて政府の広報が一元化し、そこで発表されない情報は伝わらない。
自衛隊はどうするのか、医療関係者はどう行動するのか、米軍は、消防は警察は、そして協力出来る企業は、それをどこで誰が取りまとめて調整しようとしていて、どこに更なる有用な情報を伝えるべきなのか、何にも知らされない。
唯一出来るのは、数々の媒体をあたり、その信憑性を吟味して、今どうなっているのかを知る事しかない。
しかし知ったとしても、それを有効に伝達する方法がないのだ。
たぶん政府、自治体には救援要請の連絡が山ほど来ているのだろう。
しかしそれを吟味して早急に手を打つために整理する組織などないのだろう。
あっても能力不足なのだろう。
何が今起こっているのかわからないが、そういう事だけはわかってきた。
つまりゴタゴタしているだけで、どうする事も出来ずに時間ばかりが過ぎているという事だ。
わかるのは何が起きたかという事だ。
現地の人達はもっとそうだろう。
ほんらい重要な情報を伝えるはずの媒体が停電や断線などで遮断され、現場からの情報も外部からの情報もお互いに伝わらない状態になった。
なにかひどい状態になっているようだと思われるが、それが伝わってこない。
それぞれが体験した事だけが事実になった。
これまでの経験で対策や心構えをしていたはずの人々の予想を超える災害が起きて、対策が有効に働かない事がわかった。
災害に対する情報伝達手段や避難装備もあったはずなのだが、現在伝わってくる情報からは役に立っていないようだ。
絶対に大丈夫と言われた原子力発電所がの防備が、すべて破られるという「想定外」も起きた。
想定外の出来事があると、想定内の対策では役に立たない事がわかった。
津波が来ても非常食もない状態になるはずがなかったはずだし、原発から放射能がもれる事もないはずだった。
その「事実」がやっと伝わってきた時に、「次」の対策が取られようとするまでにやけに時間がかかった。
孤立した集落には助けは来ないし、放射能漏れを止める事も出来ない。
ただ準備が整うまでと、時間ばかりが過ぎて行く。
ひとつひとつ順番にこなして行く。
これは確かに効率的だし、整然としていて統治しやすい。
その結果、順番を後回しにされたところは何も震災直後から変わっていない。
同時多発的に行動する事は出来ないのだろうか?
どれを緊急として優先するか判断する人、部署はいないのだろうか?
救助とともに救援をする事は出来ないのだろうか?
そんな思いで、数日を過ごしてきた。
それもこれも部分的にしか情報が伝わってこないから、実際はどうなのかわからないからだ。
役所も警察も軍隊も「命令」がないと動かないし、動けない。
それは正しい姿だ。
だからそれにプラスして自由な判断で動ける「遊隊」があってもいいと思いもした。
それは公務員ではない民間の出来る事だろう。
ラジコの規制をはずして全国で聴けるようにし、情報を伝えるという事を少しでも広めようとしたのも一例だし、ツイッターで連絡をとるというのも効果的だ。
しかし、どうしてもそれらの情報は点であり、その情報を取りまとめる事が出来ない。
だから何が起きているかの全体像が見えないのだ。
その責任を取るのは民間としてはマスコミだ。
しかし実際には何を誰に伝えるべきかをはき違え、たとえば、ドコソコが孤立して救援を要請してきたという事実を我々に伝えているように、誰に伝えるものかを考えていない放送報道ばかりが目立った。
どこの役所がなにを話し合い、どのように動こうとしているのか伝える報道もない。
すべて政府の広報が一元化し、そこで発表されない情報は伝わらない。
自衛隊はどうするのか、医療関係者はどう行動するのか、米軍は、消防は警察は、そして協力出来る企業は、それをどこで誰が取りまとめて調整しようとしていて、どこに更なる有用な情報を伝えるべきなのか、何にも知らされない。
唯一出来るのは、数々の媒体をあたり、その信憑性を吟味して、今どうなっているのかを知る事しかない。
しかし知ったとしても、それを有効に伝達する方法がないのだ。
たぶん政府、自治体には救援要請の連絡が山ほど来ているのだろう。
しかしそれを吟味して早急に手を打つために整理する組織などないのだろう。
あっても能力不足なのだろう。
何が今起こっているのかわからないが、そういう事だけはわかってきた。
つまりゴタゴタしているだけで、どうする事も出来ずに時間ばかりが過ぎているという事だ。