Nonsection Radical

撮影と本の空間

木枯らしが吹いて、風邪がまだ完治せずに

2011年10月26日 | Weblog
寒くなるといつも風邪をひいている事になっている。
今年もさっそく何度目かの風邪をひいて、肩が肩こりで、頭が頭痛で、耳が耳鳴りとオンパレードの症状が出た。
昨日木枯らしが紋次郎した大阪であったが、今日は夕方に富士フィルムフォトサロンに「LIFE ~父の眼差し、娘の視線~」を見に行ってきた。

原発、東京電力というのは、いわば日本のシステムの根幹であると思った。
原発廃止の声もある世の中で、廃止をするという事は、日本のシステムを変革する事も覚悟の上での考えなのだろうかと思いもした。
原発の、日本のシステムを変えるというのは、我々の現在の生活のシステムを変える事にもつながると思うのだ。
その生活のシステムとは「土着性」だ。
地方に公共事業を振り分けるというのは、その土地に住む人に仕事を与え、生活の基盤を築き、土着性を高める事である。
農林水産業にいそしむ人々に、現金収入の道を与え、孫子の代まで「家業」を継いでいくように出来るシステムだ。
それを土地の人は望み、中央はそれを与えて、それが日本のシステムとしてやってきた。
たとえ都会に出て生活を始めた人も、多くが「田舎」に足跡を残し、「故郷」として生活のシステムに組み込まれているので、「盆」や「正月」に「帰省」するのだ。

しかし、現在の中央の政治、経済のシステムを変革するという事は、どうしても地方の生活のシステムをも変えてしまう事になるのだ。
人々は仕事のあるところへ生活を移動し、それをずっと繰り返していく事になるだろう。
移動する場所は都会だけとは限らない。
それぞれの手に持つ技術によって渡り歩いていく事が必要になるかもしれない。
つまり「故郷」の喪失だ。
知った顔ばかりの共同体から、知らない顔ばかりの共同体での生活を繰り返さなければならない。
共同体への依存体質から、自己を確立した積極的生活参加へ生き方を変えなければならないのだ。
自己の確立こそが、現在の日本型システムの変革の姿であるから、システムを変えるには避けられない道筋だ。
もし、現在のままの共同体システムを維持しながら、原発を廃止、東電の仕事の進め方を変え、霞ヶ関のシステムを変えようと思っても無理だ。
それは徳川体制が崩れた時に、人々の生き方も変えざるを得なかったのと同様だ。
そういう結果が待ち受けている事の覚悟を持って、はたして現在のシステムを変えようとしているのか。

そんなことを考えながら女川の街の写真と、そこに住んで、そして現在も住んでいる人々のポートレートを見たわけである。
写真展は明日2時まで。


和歌山市雑賀崎 Part1
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「理性的」な人は仕事ができない

2011年10月22日 | Weblog
ネットでは、放射能被害を懸念する人々に対して、理性を持って「何にもわかっていないバカ」と評する人達が結構いる。
でも、残念ながらそういう人達って、自らが思うほど「デキル」人間じゃないんだよね。
彼らがバカにする「大衆」というのは、これも残念ながら彼らよりも大多数で、実際の経済に、社会に影響を及ぼす力は少数の「賢者」の比ではない。
つまり、生産し、消費し、欲しがるのも大衆なのだ。
その人達を相手にケーザイというものが動いている。
その「お客様」を「賢者」はバカにして、その心理を理解しようとはしないで、お高くとまっているのだ。
そう評価される彼らが、はたしてケーザイ活動を行なっていけるのか?
簡単にいると、モノを買ってもらえる働きが出来るのか?という事だ。
コイツらはバカだから、この程度のものを売っとけばイイ、ではモノは売れない。
まったくニーズを把握せずに、自分の売りたいモノを売ろうとしても売れるわけがない。
心ならずも媚を売って買わせようとしても、そんな態度はミエミエだ。
どうやっても「顧客」のニーズをつかまずにモノを売ろうとすることは、この不況の世の中では難しい。
しかし残念ながら「理性的」な彼らは、俺様が考える事が正であり、バカな大衆の考えなど考慮する必要もないと思っているので、売れるモノを作る事も売る事もできないのだ。
なぜ「大衆」は、こうも理不尽なまでに放射能を懸念するのかと、一度でも考えた事があるのだろうか?ねえだろうなぁ。
考えた人は、そこに「大衆」のニーズを汲み取り、商売する事が出来るのだな。
正悪や賢愚をスケールとしない、求められるものをサービスするという態度が売買の対等な商売として成り立つわけだ。

あくどさはあるけれど、中国製の格安インチキ放射線測定器などは、中国人が日本人大衆のニーズを敏感にキャッチして、迅速に供給するという「商売の王道」を身につけているからで、その情報力スピード感発想をインチキでなくやれば成功間違いなしなのだ。
そういう感覚を身につけていない「理性的」な人達は、他人をバカにするだけで実社会においては、口だけの使いづらい人でしかない。
だから、せいぜい教員をはじめとする公務員や議員など、サービスとはいまだ多少無縁でいられる隙間に生息する事ぐらいしかできないのである。
いや確かにいまだに民間会社にも、そういう口先だけエラそうでいて、性格がめんどくさく、仕事のできない嫌われ社員はいますけどね(苦笑)。



上越市中央1丁目
コメント (3)
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酔って徘徊

2011年10月21日 | Weblog
昨夜は飲みに誘われて、帰宅のために適当な時間に店を出たのだが、初めての場所に連れてこられて道路に出た瞬間に迷った。
大きな道路を歩いていたら駅方向という道路標識があったので、そちらへ歩いて行ったのだが、どうも不安が増す。
犬の散歩している人に訊いたら、かなりの距離があるという。
それなら普段乗り降りしている駅へ戻ろうと逆方向へ歩き出した。
わかっている事は、店へ入る時に駅の方向は「あっち」と指さされた事だけ。
とりあえずあっちへ向かったのだが、深夜の事で、おまけに魅力的な商店街がアチコチにあり、ついフラフラと寄り道しているうちに、ますます方角が分からなくなった。
人通りのない住宅街をジグザグ歩行していたら、駅からはかなり遠いが、以前地図で見た場所に行き着いた。
これで安心と、おぼろげながらの頭の中の地図を頼りに歩いていると駅に着いた。
ちょうど電車が来たので無事帰宅。

水のように薄い水割りばかり飲まされたので、二日酔いという事もなく一日過ごす。
でも、寝不足で身体がだるい。
飲んでいる時は元気だけど、次の日からがツライ年頃になってしまった。
もっと元気を出して、という声は無視して、ヨロヨロとこぢんまりチビチビと生きていくんだ。
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怒っちゃいませんが・・・

2011年10月18日 | Weblog
昨日注文した古本が在庫なしという事でキャンセルされた。
また、在庫があると表示されていたパック御飯も在庫がないからとの連絡。
怒っちゃいませんが、立て続けとなると怒りに水を差されたような・・・
きっと今回のヤケ買いに反省を迫る力が働いているのだろう。
ヤケ買いするなら、もっと無駄なものを買えという事だ。
Readerを買って100冊ダウンロードするとか、DVD100本とか、オハジキ100個とか・・・



長岡市信濃川河川敷
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ヤケ買い

2011年10月17日 | Weblog
今日もユーチューブは失敗。
念を入れて容量700メガ足らずのものをアップロードしたがダメだった。
どうやら、こちらからアップロードしてから、変換作業に費やす時間が一定以上経つと中止してしまうようだ。
つまりアチラの混み具合しだいで成否が決まるようだ。
素敵なシステムだ。

腹を立ててネットでヤケ買い。
家人に送る1円本。
信州の水48リットル。2112円。
マルちゃん あったかごはんパック36個。3576円。
御立腹のわりには、神奈川への非常食糧じゃねえか(笑)
そろそろ非常食糧を買っても迷惑にならない時期かと思って。
値段もかなりこなれてきた。
アマゾンより安いところはたくさんある。
時間さえ掛けて探せばね。
あとは缶詰のまとめ買いの安いところを探さないと。

まあこうやってヤケ買いしても、自分のものじゃないからウップンは晴れないけどね。
コメント (4)
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