キリシマカワキノリ
ツメゴケ目イワノリ亜目イワノリ科アオキノリ属
区界採集 標本
背面に皺
サンゴ状裂芽
最小目盛り0.25mmです。葉緑の綿毛がハッキリしませんが0.5mm以上
ご精査頂き綿毛長1.1mmでしたというお応えを頂きました。
東日本新産
同定済
日本の地衣類630種 山本好和著 参照
キリシマカワキノリ
ツメゴケ目イワノリ亜目イワノリ科アオキノリ属
区界採集 標本
背面に皺
サンゴ状裂芽
最小目盛り0.25mmです。葉緑の綿毛がハッキリしませんが0.5mm以上
ご精査頂き綿毛長1.1mmでしたというお応えを頂きました。
東日本新産
同定済
日本の地衣類630種 山本好和著 参照
キゴケ 樹木毛
キゴケ科キゴケ属キゴケ
緑藻とシアノバクテリア(ネンジュモ属)が共生している。
灰色から淡褐色。
数本づつ群生する。
よく分枝する。
赤褐色球状の子器を頭頂部につける。
擬枝柄は綿毛を欠く。
片側は密に棘枝有る。
地面に落ちていた株で観察すると
擬枝柄は裸出。
日本の地衣類630種を参照。
2020-10-11 頭状体をつけている美しい個体に会えました。
紛芽ではない。(オオキゴケは擬子柄の先端に紛芽塊をつける。) オオキゴケでは無さそう。。。
マタゴケ 股木毛
少し珍しいものを観察しています。2021-07-04 川井にて
マタゴケの子器を採集しています。
同定済
メモ ショクダイゴケには盃が有る。
メモ「分枝の股が開いているということは、マタゴケ」「ササクレマタゴケは分枝の股は開いていない」
ウスツメゴケ 薄爪木毛
ツメゴケ目ツメゴケ亜目ツメゴケ科ツメゴケ属
シアノバクテリア(ネンジュモ属)が共生し、灰褐色から褐色で葉状。
径10cm以上になる。
腹面白色から淡褐色の脈が有る。交叉の有無は気にしなくても良いとお教えいただきました。
背面は平滑で綿毛、白粉は見られない。
偽根は単一または少し叢生。
子器は大きさ1cmを超えるということ。未見。
未同定
参考図書
モミジツメゴケ 紅葉爪木毛
ツメゴケ目ツメゴケ亜目ツメゴケ科ツメゴケ属
シアノバクテリア(ネンジュモ属)が共生し灰褐色から褐色で葉状。
径10cm以上になる。
背面は平滑で白粉を欠く。
紛芽や裂芽を欠く。
腹面は白色で黒褐色の網状の脈が有る。
同定済
カムリゴケ
チャシブゴケ目ハナゴケ科カムリゴケ属
カメラが違うので色合いが異なります。蒸けの湯~長沼へ行くはずが・・・コースアウト・・・
茶臼岳登山道
登山道です。足を乗せてしまいそうなところで生育していますので。。。踏まないでぇ~~~。
ハナゴケ
2021年の採集標本を検査同定して下さいました
呈色反応 P+赤橙色 K+黄色 地衣体白色
↑は間違いなくハナゴケです。2022-01-21追記
基本葉体は早期に消失。
分枝の長さはそろわず多叉分枝( 不同二叉)。
枝が一方向に流れるようになる。
子柄は尖枝、無盃で鱗葉は無い。
尖端に褐色の紛子器を着ける。
「日本の地衣類630種」山本 好和 著。参照
↓↓↓採集禁止の場所での目視と画像のみ↓↓↓
↓ハナゴケと書いてしまったので
股に穿孔が有るのでマタゴケかと疑っていましたが枝先端の流れ具合でハナゴケと判別できます。
私のイメージではマタゴケには股に穿孔が有りますが枝先がツンと尖っているように見えます。
すべてマタゴケではないのかという疑問は無くなりました。
ハナゴケ
チャシブゴケ目ハナゴケ科ハナゴケ属
緑藻を共生藻として、白色~灰白色の樹状尖枝形。
大きさは3cmを超える。
子器は鱗葉を欠き、不同多叉分岐している。
先端に褐色の紛子器をつける。子器や盃を欠く。
ハナゴケは先端が同じ方向をむいて倒れているのも特徴。
おおかたハナゴケと思います。
なのですが既にこの画像の中にマタゴケ?!!
目を凝らしてお探し下さい。
ハナゴケの中にマタゴケが混生する事はよく有ることのようです。
よ~~~く観察しないといけないようです。
雨のコケ観察会に参加。2年連続の雨降り。
ハナゴケ↓
今年もシダ・コケ観察会に参加させていただきました。2020-08-59
今年も同じ場所でハナゴケに出会い。同じ群生をパシャリ
細かいところを見てみますと
チョッと雰囲気が違う 地衣類 気づいてしまいました。
(・・?これは。。。。
ヒゲネクロウラムカデゴケ
ムカデゴケ科クロウラムカデゴケ属
2019-12-23 雪原で灰褐色いぶし銀の色をした地衣類が目立ったいました。
径10センチを超える大きさ。
紛芽や裂芽を欠く。
髄は白色。
腹面は暗褐色。
黒色のスカロース型偽根。
標本でご同定いただきました。
岩手県2例目ということでした。
日本の地衣類630種を引用させていただきました。
アカサビゴケ
ダイダイゴケ科オオロウソクゴケ亜科アカサビゴケ属
M海岸展望台の欄干。
オレンジ色の地衣類はこれまでダイダイゴケしか見たことが無く
早速、アカサビゴケと❣
遺伝子解析を日本で進めているとのお話が有り、子器付きを採集してお送りしました。
M海岸へ下りてみた。
予想を超えた生息地( ̄▽ ̄)
同定済
参考図書
トゲカワホリゴケモドキ
ツメゴケ目イワノリ亜目イワノリ科イワノリ属
シアノバクテリア(ネンジュモ属)が共生して、黒褐色から暗褐色の
薄い膜状で葉状。
地衣体は湿潤時膨れることはない。
この岩のどこかについているのですが・・・・
背面中心から伸びる襞。
腹面。
V字状には背面が見えています。
背面に粒状、円柱状、サンゴ状の裂芽。
プクリと増殖組織?らしきものが・・・これが基物にくっつく場所?
☝なんでしょ?子器???
分かりません(=_=)"(-""-)"
トゲクロカワキノリ
ツメゴケ目イワノリ亜目イワノリ科アオキノリ属
クロカワキノリ類
基物:蛇紋岩
腹面に綿毛をつける。クロカワキノリ類。
扁平あるいは球状の裂芽をつける。
最小目盛り0.25㎜です。
拡大してみました。
球形の裂芽。
小じわの上に裂芽が出来ています。
画面右上の小じわに裂芽が出来て来るそうです。
日本の地衣類630種を引用させていただきました。
参考図書
ロウソクゴケ 蝋燭木毛
チャシブゴケ網ロウソクゴケ科ロウソクゴケ属
樹皮についているロウソクゴケは観察していますが、こちらは蛇紋岩に生育していたロウソクゴケです。
緑藻が共生し、黄緑色から黄色の円形小形葉状。
髄層は白色。
腹面は白色で皮層がある。
偽根は白色。
裂芽!!卵の黄身をこしたように鮮やか(感想です)
紛芽ではありません。ご注意を❣ 裂芽デス!!!!! 私が間違えたので
子器が有るのは珍しいそうです。
最小目盛り0.25㎜です。
大きな子器では0.5mmを超えるものも有りました。
日本の地衣類630種を引用させていただきました。
参考図書
クズレウチキウメノキゴケ 崩内黄梅ノ樹木毛
ウメノキゴケ科ウチキウメノキゴケ属
直径10cm以上ですが 崩ています。
蛇紋岩化している岩上で生育していました。
拡大してみました。
髄層は淡黄色。(内黄ですね)
小さなマツゲ。
腹面黒褐色で周緑部は裸出
単一偽根
盛り上がった皺が次第に崩れていくそうです。
そこからクズレウチウメノキゴケの名前がついているとお教えいただきました。
ここまでは岩上のクズレウチキウメノキゴケ。
日本の地衣類630種を引用させていただきました。
樹上で生育のクズレウチキウメノキゴケ 2020-12-15追記
カメラの設定によって色味が変わりましたが、クズレウチキウメノキゴケです。
「地衣体が丸まる感じはクズレウチキウメノキゴケ」とお教え頂きました。
分かりやすい一つの特徴
背面
腹面
参考図書
キクバチャシブゴケ?? 菊葉茶渋木毛
Protoparmeliopsis muralis
緑藻を共生藻とし、淡黄灰色~淡黄色~淡黄緑色痂状
緑部は葉状を呈する。
栄養繁殖器官を欠く。
子器は淡黄褐色から暗黄褐色、レカノラ型無柄円形皿状。
画像のみで未同定。
イワニクイボゴケ 岩肉疣木毛
Ochrolechia parellula
緑藻を共生藻とし、灰白色から淡桃色。
厚手の痂状。
紛芽も裂芽も欠く。
カメラが違うので色合いが異なるが同一個体です。
亀裂により区画が分かれるようです。
日本の地衣類630種 引用させていただきました。
参考図書